とある盛岡市南大通り界隈の社長のお話
昨日、久々に某企業の社長をふらっとアポなし訪問。
「次の来客時間まで」の50分、いろいろ話して面白かったなあ。
その中で
「世の中の仕事って大きく分ければこの2つしかないんだよ
①誰かの困り事を解決する
②誰かに喜んでもらう
だから考えなきゃいけないのは
それが出来てるかどうかだけで仕事っていうのは至ってシンプルなんだ。
なのに やれ企業理念だとか、社員のコーチングだとか、
会社のブランディングだとか、外部のコンサルタントやアドバイザーに大枚なお金払って小難しくして、どんどん仕事の「本質」から離れていく。」と。
最近、この種のことで思うことがあったので
「なるほど」と思って聞いていた。
そして
「今、どこの業界も人手不足って言ってますけど社長のとこは?」
と聞いたら
「人手不足っていうのは
社員が辞めていく、募集しても応募がこないってことでしょう?
じゃあなんで、辞めていくんだろう?
人が集まらないんだろう?
って理由を考えてみるのさ。
そうすると、土日休みじゃないとか、仕事と給与が見合ってないとか、
社内の人間関係が悪いとか、社長がワンマンで馬鹿っ子だとか
何か理由があるわけよ。
そうしたらそこを変えていけばいい。
人手不足の会社は原因に気づかない社長が悪いのさ。
社長がバカだと有能な社員辞めるし。
ウチは誰も辞めないし、現役世代は土日休みで、土日はシルバー世代が働いてくれてるよ。」とバッサリ。
なるほど。
「誰かの困り事を解決する」
「誰かに喜んでもらう」
私もこの2つだけ考えていこうっと。
そして、次のお客さんが来る10分前、退去する前に
「社長、ウチ、今年の9/1で15年目に入るんです」
とお伝えしたら
「そりゃ、すごい!!いや、いがった、いがった。
うちも家業から企業へ変わるよう、今、頑張ってる。
それが俺の最後の仕事さ」
と。
継続は力なり、社長に褒めてもらって嬉しかったという最後はそこ。