勤続20年のお祝いを同期とした日
正直なところ
ここまでこの仕事続けられるとは思わなかった。
数々の異動、16年目での休職。
そして復職。
私にすれば結構過酷な日々だった。
振り返りはこちら↓↓↓
私の入社した時、同期は数百名いた。
恐らく辞退を見込んでのことだろう。
だが、現状殆ど辞退はいなくかなりの人数が残っていた。
夢と希望に満ち溢れた輝かしい同期達。
その中で新人研修を一緒した繋がりもあり、数名の人と懇意させてもらった。
最初は連絡も頻繁にしていたが、徐々に音信不通になった。
半年経つと一人辞め、また数年後には寿退社(別に推奨してない)、そしてこの人はずっと続けるだろうと思った人も去った。
会社の経営方針が変わったのも大きい。
いわゆる社長も何回も変わっている(会ったことすらないが)
こんなはずじゃなかった。
誰もが思ったはずだろう。
私もその一人。話が違うと。
不平不満が溜まって次々にいなくなっていた。
明確な数字はわからないが、体感的に3割くらいしか残っていないだろう。
そんな中で残った同期。
勤務地は近くない。もっと言えば県外だ。
やりとりもアナログで季節的なものをするくらい。かなり緩い。
それでも連絡は途絶えることはなかった数少ない存在。
去年、数年ぶりに会い互いの現状を語った。
私自身、もう今仕事辛い、辞めたい。
的な話をした。
この同期には本心を語りたかった。
もしかしたらもう会えないかも…と思った。
それでも、また会いましょう!
と別れ間際に言ってくれた。
それから一年経ち、気づくと勤続20年。
お祝いしようと会うことになった。
せっかくなら少し豪華に!
とアフタヌーンティーにしてみた。
確か10年前も節目と評して、ちょっといいホテルでこんなことをしたなと記憶にある。
(写真は二人分。軽めに見えて結構な量)
色んな話をした。
職場を取り巻く過酷な環境は正直変わらない。
同期は私より少し歳は上。
「もう次の仕事見つける気力はないかな〜」
なんて話をしていた。
仕事が辛いと言っても転職出来ない、しない理由はそこに尽きるのだろう。
まがなりにも20年続いた仕事を辞めて一からやり直す。これはこれで酷だし、勇気がいる思う。
それに加えて、仕事が辛くて心身共に及ぼす影響。今、そこまで追い詰められてはない。
私も同期も。
私の場合に限って言えば、
暇すぎて辛い。
が一番の理由。
見方を変えれば体は楽なんだ。
復職リハビリ期間には確かに良かったかもしれない。
別の人に話したら、そんなことで悩む人はなかなかいないとすら言われた。
それでもこれが長引けば病む。深刻な問題だから。
「忙しくて辞める人、暇すぎて病める人」
そんなタイトル(ぼんやり)を最近読んだ。
私の期待してた内容ではなかったが、勉強にはなった。
そんなことを思い出しつつ、1年分の話をして、穏やかな時間が過ぎていった。
同期も猫好きなので猫トークが一番盛り上がったかもしれない🐈🐈🐈
同期とはなんとなく感覚が近いから、話していてとても楽。一切無理して話そうとかもなかった。
「また来年…」
と互いの健康を願いつつ別れた。
なんだかんだで仕事続けられた要因の一つには同期の存在は大きかった。
今年も素敵な時間を過ごせたことに、
最大級の感謝を込めて。
この先、仕事を辞めても続いていく関係になれたら嬉しい。
無事猫お迎え出来ますように✨
迎えましょう🐈🐈🐈
終
休職中の結構リアルな日常を書いてます。
勤続16年目で適応障害とパニック発作発症し、130日休職しました。
復職してから3年間の軌跡をまとめました。
創作大賞にもエントリー中です。応援よろしくお願いします。
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