就活生の「説明会がなくなった・・・。どうしたらいい?」への処方箋を書きました。#就活の真実
こんにちは。
ワンキャリアの多田です。
ワンキャリアに1人目の新卒として入社し、事業企画/採用コンサルティング/キャリアアドバイザー/イベント運営統括/新規事業プロジェクトメンバーをやっています。
コロナウイルス拡大の影響により、3月に予定されていた大規模な合同企業説明会が、連続的に中止になるなど「説明会がなくなって、どうしたらいいのかな...」と不安に思っている就活生も多くいるのかなと思います。
実際に就活生から不安の声もTwitter上で多く挙がっています。
このような状況に対して、ワンキャリア全体としても、2020年3月1日より、緊急企画として「3月毎日配信・ワンキャリアライブ」を全国の就活生に行なっています。
企業様に就活生が聞きづらいことを代わりに、僕らが質問しています。
私も司会として出演予定ですので、就活生に良い情報を伝えることができるように努力します。
このように、ワンキャリア全体として就活生にできることをやっていきたい。
ですが、個人的にも何か就活生にできることはないか?と強く思っています。「頑張りたいけど、外部環境の影響で頑張れない」という方を全力で支援したい。
どんな内容なら、今の就活生のタメになるのか?と苦心しながら、今回のnoteを書きましたので、ぜひご覧いただけると嬉しいです。
今回のテーマは「今の状況でどのように動いたらいい?」について書きます。
(1)今の「不安」は何に対しての不安だろうか(現状整理)
- 前提として、就活生が悩むべき問題は5つしかない。
- 5つの悩むべき問題のうち、影響するのは2つの問題?
- どのように影響するのか?
(2)その影響に対して、どのように対処すればいいのか?
- ●●問題はルールを押さえて、普段通りの対処で大丈夫。
- ●●をどのように獲得すればいいのか?
今の不安は「何に対しての不安」だろうか?
今、抱えているみなさんは、「何に対して」不安を抱えているのでしょうか。
おそらく、言語化できない、漠然とした不安ではないでしょうか?
・説明会という情報収集方法がなくなったことに対しての不安
・過去の就活と何が違うのか?という不安
・選考フローはどう変わるのか?といった不安
・コロナの影響で採用数が減るのではないかといった不安
などなど
上記のような不安に苛まれていると思われます。
まず、何に対して不安を抱いているのかを明らかにしていきましょう。
前提として、「就活生の抱える問題は大きく分けて2つ。
さらに分解すると、悩むべき問題は5つしかない。」
タイトルがややこしいですね。すいません。
上記の記事で詳細を書いたことがあるのですが、
以下、簡単に要約を書いています。
◼︎就活生の問題は以下の2つに大きく分けられる。
① 選ぶ問題:「企業を選ぶための問題」
② 受かる問題:「企業に受かるための問題」
◼︎「自己分析」の存在が、この問題をさらにややこしくしている。
就職活動では、選ぶ問題と受かる問題が、しばしば混在する形で表れます。
◼︎就活生の悩むべき問題は5つにまとめられる。
◼︎5つの問題に対して別のアプローチが必要
※アプローチ方法が知りたい方は、上述の記事をご覧ください。
じゃあ、今回の事態が、5つの悩むべき問題の「何に」「どのように」影響するのか?
「何に」についてですが、明らかに影響するのは以下2つの問題だと思います。
①受かる問題
②選ぶ問題:情報収集の問題
じゃあ、それぞれ「どのように」影響するのか?
①受かる問題はどんな影響があるのか?
集団で集まるGDなどは減少し、WEB面接などが増加している最中だと思います。そのため、WEBのフォーマットにあった姿勢が求められる可能性が高いです。WEBのフォーマットにあった姿勢が求められるとはどういうことかというと、以下のようなことに気をつけることだと思います。
・ネット障害に巻き込まれないように、5分前から待機しておく
・映像に背景が映るので、部屋を綺麗にしておく
・Skypeなどを使用する場合は、アイコンを適切なものに変えておく
・所有するPCにカメラが付いているかを確認する
・質問が聞き取りづらければ、素直に聞き取りづらいからもう一回お話いただきたいと伝える。 など
上記を見たら、そんなことと思うかもしれません。
ですが、その感覚は正しいのでは?
つまり、WEBにフォーマットが変わっただけで、対面の面接と変わらない可能性が高いのです。
普通に面接対策をすればいいので、安心してよいと思います。
「面接対策」はどうしたらいいか?という問いが残ります。
じゃあ、その「面接対策」はどうするのか?実は、ESも面接も話すか、書くかの違いでしかありません。
その対策方法については以下をご参考にください。
記事と動画それぞれで共通して伝えているのは、「わかりやすいかどうか」で決まります。「わかりやすいかどうか」の定義については記事および動画でご確認ください。
②情報収集の問題にはどのように影響するのか?
この問題が一番大きな影響があると思います。
以下の図を見ていただけるとわかるかと思いますが、コロナの影響で一番獲得しづらくなる情報は「WEBで見つけ辛く、個社を深く知れる情報」です。
普段であれば、社員と会って以下のような逆質問をして、確かめればいいのですが、機会が失われて、そもそもできない状況が今です。
※WEB説明会やオンラインOB・OG訪問ができるのであれば、以下の質問は使えるかと思いますので、ぜひ有効活用してみてください。
では、どのように「WEBで見つけ辛く、個社を深く知れる情報」を獲得すればよいのでしょうか?
結論は、検索しかないと思います。
ですが、どのように検索すればいいか悩む方も多いと思います。
それぞれの各項目において、どういう検索ワードであれば、情報がヒットするかを書きたいと思います。
リストの真ん中に検索ワードを載せました。
ぜひ、「企業名」に自身が調べたい企業を入れて検索してみてください。
もちろん全ての情報をWEBで引っ張ってくるのは不可能ですが、事前リサーチとしては十分な情報が得ることができるのかなと思います。
まとめ
結局、今回のnoteで重要な点は、以下3点でした。
・今、何に対して不安に思っているのかを可視化する
・WEBフォーマットの選考の前提を理解する
・WEBで見つけ辛く、個社を深く知れる情報は検索ワードを用いてリサーチをできる限りする
最後に
みなさんのキャリアに大きく影響する、「就活」という重要な意思決定の岐路。
そんななか、コロナも含めて様々な情報が飛び交い、その情報がみなさんの不安をさらに高めている状態なのかなと思います。
そこで重要なのは、結局なにが事実なのか?それは人を挟んだ解釈なのか?
ちゃんと吸収する情報を取捨選択をすれば、不安を和らげることは可能だと思います。
その情報がないと、自分のアクションが変わるのか?
例えば、採用数が減少するかもしれないという解釈。
採用数が減少すれば、たしかに人によっては内定獲得をする戦略は少し変わるかもしれませんが、自身のアクションはなにも変わらない可能性が高いです。
この観点で必要な情報を取りに行けば、みなさんの不安も少しは和らぐと信じています。
我々も、就活生の支援をすべく、事実とその事実に裏付けられた解釈について公開しています。
みなさんの就活にとって、必要な情報がここにもあると信じております。
就活生を会社としても個人としても応援しています。
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