3月31日 どこかの誰か様へ
こんにちは どこかの誰か様
此度は 夕暮れに 手紙を 書いております
桜が綻ぶ季節ですね
それから
出会いと別れの季節 なんて
言われますね 春って
ワタクシも 早速 お別れを 体験したのです
永遠のお別れになるものと
縁があれば またいつか 出会える お別れを
永遠のお別れは とても 寂しかったです
可愛がってくれた 人だったから
とても お喋りの 好きな人 でした
今でも あまり 実感は ないのです
地元に 帰っても
もう あの人は いないのです
あのお家に
絶え間ない お話声が
もう 二度と 響くことは ないのですね
…… 改めて 思うと
やっぱり 本当に 寂しいものですね
会えるうちに もっと 会いに行っていれば
良かったな なんて
せめて 電話してあげていたらな なんて
今更なことを 思ってしまうのです
どこかの誰か様
もしも 長らく会っていない人が
大切な人なら
あるいは
どうしているのか 気になっているのなら
たまには 会いに行ったり
電話をかけてみたり というのも
悪くないかもですよ ?
お手紙 書いてみたり とかも
…… なんて 自分の後悔を
人に 押し付けてるみたいですね ?
…… あくまで ワタクシの 戯れ言ですので
何かするにも しないにも
忘れるにも 覚えておくのも
あなた様次第 と
いまいち 何を書きたかったのか
わからない 締めくくりを 致します
それでは
どこかの誰か様
いつかの 眠れない日
ワタクシの 気が向いた 日に
また お会いしましょう