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【試験の話 その3】「国家試験」を受ける自分に酔いしれる・・・の巻

今週の日曜日に社労士試験があります。
タイムリーになってきましたので、今日から数日、社労士試験のお話の続きを・・・

~私が社労士試験を受けるきっかけは一つ前のお話のとおり~

そして、平成21年が最初の試験でした。

あ、社労士試験について、少しだけお教えします。
社労士試験は今はだいたい1桁後半代くらい(最近は5、6%くらい)の合格率の国家試験です。

試験は、午前中1時間40分の選択式で1問1点の40点満点、
午後は3時間30分の択一式で1問1点の70点満点で構成されてます。

午前の試験は選択式だから、ほとんどの人は制限時間内に終われると思うけど、ひっかけが多く、たまに難問奇問があらわれ、皆それに翻弄されます。
午後の試験が長丁場。五肢択一で、一肢にかけられる時間は30秒。これを3時間半、真夏の終わりの試験会場でやるので、体力勝負です💪

どちらもその年の難易度に合わせて、それぞれおよそ6~7割程度が必須で、さらに「足切り制度」といって、すべての科目で●点以上取らないといけないですよ~という決まりがあります。

つまり、教科によって偏った点数の取り方など、例えばある教科で満点を取っても、一つでも基準点割れがあると、いくら全体の点数が8割、9割と取っていても不合格になるというのが、この足切りの怖さで、ここに泣かされる人も多いのです。

私は最初に受けた平成21年から合格した平成30年まで、とにかくこの足切り制度に何度も翻弄されました。

1年目の受験の少し前に私は転職して、個人の社労士事務所の事務員さんになります。
当時は、お手伝いさんレベルというかパートでした。
でも、せっかく雇ってもらったのだし、サッサと資格も取ってしまおうと思っていました・・・

【1年目】
この時は、そもそも某通信教育のテキストが全部が終わっていなかったのです。だから落ちて当然!

選択40点満点中、28点
択一70点満点中、35点

意外に点数高いイメージでしょう?笑
たぶん、マグレもあるし、ただなんも考えずに暗記してたから、テキスト終わってる科目は割とできた!
ビギナーズラック的な(笑)

そもそもお試し受験ですから😃
なんのショックもなく不合格❗️

【2年目】
某通信教育の昨年より少しレベルアップの合格特訓コースを受けた!去年より勉強もしっかりやった。

選択26点
択一43点

この年は試験の難易度の関係で合格基準点が高かったから、そもそも択一の合計点数が到達してなかった。
けども、一年目より確実に手応えがあった💪

イケル✨

試験終わった瞬間に思ったのが

来年は落ちる気しねーな( ̄∇ ̄)

そして、私は周りの人にも公言し始めます‼️

「私。社労士試験の勉強してるんですよね〜」

そう言うと、大半の人は言ってくれました。

「子育てしながら、仕事しながら勉強とか、すごいね✨」「エライね〜」「私にはできないわ〜」などなど…

勉強も順調に進み・・・
👆の「すごいね〜」を言われる度に、私すごいんだー( ̄∀ ̄)
と、調子に乗る…

はい、ココ大きな間違い。。。

確かに受験要件(短大、専門学校卒以上)は、あるものの、試験を受けるだけなら誰でもできるんです!
試験を受けようとした姿勢と、そこにテキスト代等を投資した行動は評価されるべきかもしれないが、受験生は、凄くはない…

完全に勘違い(−_−;)
私は、「自分は国家資格を受ける凄い人なんだ〜」と、地下鉄で受験本を開く自分に酔いしれながら、勉強する毎日でした…

次は、「まさか私が落ちるわけがない」の巻…


※この話は、マガジン「七転び八起き!試験合格の先にあったものは?」にまとめられています。



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