オンライン季節祭の解析
1.概要
ミコトの皆さん、こんばんはHΛLです。本記事はオンライン季節祭の解析結果を皆様にお知らせする記事となります。解析の焦点をメガミの使用率、平均勝率、相性関係に絞り、季節戦環境を俯瞰することを目的としています。速度と心的問題で解析に多少の粗があるとは思いますがご容赦ください。
結論としては
・銃鎌と刀毒が使用率の過半数を占めていた
・平均勝利点数では銃鎌、銃薙、刀毒の順であった
・相性は銃鎌がトップであり、次いで刀毒であった。この二つでは銃鎌が有 利であったが、おそらく回答が存在し刀毒が五分または有利になる可能性 がある
2.解析対象・手法
今回は通常選択ですので、2柱単位での解析を行います。解析の項目としては、
・使用率の分布
・平均勝率
・勝率より導かれる相性関係
の3項目になります。
平均勝率はミラー戦を除く決闘を対象として、勝率を計算しています。
3.結果
3.1使用率
図1:オンライン季節祭の使用率の分布
まずは使用率の円グラフを図1に示します。最多が刀毒で次いで銃鎌になります。その他は使用数が1のものをまとめており、刀銃、刀書、薙銃、薙鎌、毒鎌が含まれます。参加者は30名、使用数(種類数)は9で重複率は[1-9/30]=70%になります。絶対数では、刀毒が10、銃鎌が8、刀薙が4、刀鎌が3となります。
3.2平均勝率
図2:平均勝率
図2に平均勝率を示します。平均勝率は勝利数が1以上の組み合わせのみを表しています。
3.3相性関係図
図3:相性図(4回戦は完全ミラーでの対戦であるため変化しなかった)
図3に時系列ごとの相性関係の変化を示します。銃鎌が今大会では全体的に有利であり、次いで刀毒が有利です。ただし、刀毒と銃鎌の相性に関しては、大会が進むことに有利不利の差が埋まってきている点も着目すべき点です。
4.検討
使用率・使用数に関して、前評判では刀鎌・刀毒の2強という印象が強い一方で本大会では刀鎌に変わり銃鎌が大きく活躍を見せました(図4)。
図4: 7/24時点での寄せられた優勝報告数
今大会の結果を参考にすると刀鎌は刀毒に微不利あることが分かりますが、それを考慮して本大会では母数が減ったことが考えられます。逆に、銃鎌は刀毒に有利であり、上手くメタとして立ち回りを見せます。また、銃鎌は刀鎌にも勝てていることを見るに、ポテンシャル・メタの両面で最も有効な選択肢であったと言えます。
ただ、銃鎌と刀毒の相性関係に関しては図3が示すように大会が進むごとに銃鎌の優位性が低くなっていることから、刀毒側に5分以上に持ち込める優位な対抗策がある、または構築としては5分だが上位の刀毒のプレイングが非常に洗練されており、優位に勝ち得る可能性があったのかのいずれではないかと考察します。詳細は今後の参加者の記事を注意深く読むことをお勧めします。
5.結論・むすび
本記事ではオンライン季節祭の結果を使用数、平均勝率、上相性関係の3点で検討しました。箇条書きにすると
・使用数は、最多が刀毒の10(33.3%)で次点が銃鎌で8(26.7%)
→7月末の環境と相違、刀毒台頭による刀鎌のシェア低下、銃鎌台頭
・平均勝率の最上位は、銃鎌(69.2%)、銃薙(66.7%)、刀毒(61.5%)
・相性関係では銃鎌が最優位で、次いで刀毒であった
→銃鎌と刀毒では銃鎌側が有利だが、対抗策がある可能性が示唆された
6.あとがき
急いで作ったので後日修正とかあるかもしれません。加えて公式からもメタレポートは出ると思いますが、それに比べるとban率や使用率、手に汗握る肉薄した解説など、本レポートと比べると比べ物にならないほどの情報がありますので、是非これで満足するのではなく、そちらもしっかりと読んでください、お願いします。
要望あれば追記します。逆に非公開の要望があれば、そのようにしますので予めご了承ください。