「どうせ鉛筆だろっ」　なーんて言わないで✧

キラキラ輝くダイヤモンドを楽しそうに眺める女性の隣で、イタズラっぽく「どうせ鉛筆だろっ」という男性。

ハズレではないけど当たりでもない😂

無色透明で地球上で一番硬いダイヤモンドと、真っ黒で不透明、そして柔らかなグラファイト(黒鉛)どちらも同じ炭素でできているんです！

どうしてこんなに違うのか？

ダイヤモンドもグラファイトも同じ炭素原子でできています。しかしその結晶構造と形成過程が全然違うのです(^^)

ざっくりと説明すると、

グラファイトの結晶が層状に並んでいるのに対し、ダイヤモンドの結晶構造は全ての方向に強固に結合しています。

１つの原子に結びついている隣の原子の数も桁違いに多い為、非常に高い硬さを発揮します。

そしてダイヤモンドは、高温高圧条件の地下深くでできます。そこでマグマに取り込まれたダイヤモンド結晶は地殻の割れ目を通って地表近くまで“超音速”ーマッハ1.8💦💨で上昇する事により出来たものと考えられています✧

この“超音速”がポイントで、ゆっくり上昇するマグマだとグラファイトに変化する為、超音速が必要なのです！

結晶構造、形成過程の特別な組み合わせによりダイヤモンドは誕生します✧

あらゆる透明な石と比べてもその光沢は最高で、他には見られない輝き、きらめき、ファイヤー(虹色の光)を持ち合わせ、鉱物界の中でも独特な存在となっています💎✨

「どうせ鉛筆だろっ」なーんて言わないでくださいね(*^^*)

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