『GPS機能付救命胴衣』で位置情報取得 津波被災者早期発見の仕組みを 官民で構築!!
行方不明者位置情報を取得し、一早い救命救助に繋げることを目指し、津波被災経験自治体南三陸町とガーディアン72株式会社は官民連携に関する協定を締結致しました。
ソニーグループが開発、サービスを提供している『ELTRES』を採用し、実証実験に向けて始動開始!!
G72 災害支援プロジェクト(東京都千代田区)は、東日本大震災による溺死が 92.5%を超え、12 年経過した今でも 2,523 名の行方不明者が存在する現実を踏まえ、GNSS(GPS)機能付救命胴衣により受信した位置情報を災害対応関係機関に提供し、津波被災者早期発見に活用するための仕組を考案。
実証実験は宮城県南三陸町と共に、宮城県漁業協同組合志津川支所の協力を頂き、2023年10月上旬に実施予定。
この取組は、12年前の東日本大震災により津波で同僚を亡くした高橋一清氏の想いが原点となり、その想いを受けたことから、様々なご縁が繋がり、今回の発表に繋がりました。
様々な激甚災害による国難回避に向けての『備え』として、私達は自らの被災経験を活かし、多くの被災者の声と共に安寧の祈りを捧げ、今後、津波災害等より、救出救助が必要になった場合、ひとりでも多く、少しでも早く救出する仕組みを構築することを目指すものです。