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事前知識ゼロのオタクが粘土でねんどろいどどーる作ってみた

「推しのねんどろいどが出ない……」

 オタクなら誰しもそんなお悩みを抱えたことがあるのではないだろうか。今回は極力百均や家にあるものでねんどろいどどーるを作った過程を振り返る。

☆使ったもの

【百均パート】
・百均のエンジェルクレイ×2くらい?
 →ピンクのパッケージで気泡が目立つやつ セリアで買ったけど最近はDAISOにも置いてるかも
・粘土板
・アクリル絵の具 青、赤、黄、白、黒、金
 →とりあえず金を除くこの5色があれば大抵のものはなんとかなる
・ちっちゃい磁石 3mmくらい?
・瞬間接着剤
・ニス
・筆
・筆洗(使わないコップなど)
・カッター
・やすり
・油性ペン 黒、赤(推しの服による 要らん人は要らんかも)
・細めの針金(推しの服による 要らん人は要らんかも)
・竹串(頭に刺して乾かせる棒なら何でもいい)
・使い捨て紙皿(パレット代わり)
計 2,310円

【グッスマパート】
・ねんどろいどフェイス 1,507円
 →ここで注文する。UIが全くユーザーフレンドリーではないので積極的にご意見を送ろう!

2個で1セットなので受け攻め1個ずつにしてもイイネ!

・ねんどろいどどーるbody cream 2,037円
 →これは推しの肌色に合わせてAmazonなりグッスマなりで買ってね。タイミングが悪いと在庫切れで一年くらい待たされることもあるからなるはやが吉。いずれ転売価格になる。
 ※もしねんどろいどと合わせて飾りたい場合は「ねんどろいどどーる archetype 1.1 Kids」もちょっと背は高くなるがオススメ

kidsボディから足と手を奪ったサイズ

 材料代 計 5,854円
やっぱフェイスとボディが結構しますね。慣れないうちはセリアのボディと顔で練習してもいいかも

①頭を作ろう!

 やっぱ顔があると途端にねんどろみが出てきて嬉しい!ので頭から作るのがオススメ✨

~粘土を触る前の下準備~

 ねんどろいどは顔を付け替えて遊べるのが魅力! つまりは髪も取り外しができてなんぼなのだ。しかし素人がねんどろの難しい構造を真似て髪を作るのはあまりにも困難。そこでこいつ! ネオジム磁石~🔩

 この小さい磁石を瞬間接着剤でフェイスの内側上方に貼り付けよう! 瞬間接着剤だけだとうまくくっつかないことがあるから、上から粘土でフタをするのも効果的だ。
 髪を作るときに磁石を中に埋め込むことで、この頭部内の磁石と引き寄せ合ってパーツの噛み合わせとか考えなくても簡単に髪が固定できるってワケ👉

~いよいよ粘土を触るぞ!~

 と、その前にティッシュを一枚取り出しておこう。頭が重くなると重心が高くなり転びやすくなってしまうので、軽量化のためティッシュを詰めてその上から紙粘土を被せるのだ。フェイスメーカーについてくる首ジョイント↓は使わないので、代わりに首にも粘土を詰める。何故かというと、ボディの首のジョイントが非常に外しづらい&手作りの頭は耐久性が低いため顔を付け替える際の負担は小さい方がいいからだ。乾かす時は首をボディに嵌めた状態で乾かそう。

フェイス頼んだ時についてくる首ジョイント 使わん 使ってもいい 君に任せる

 頭に粘土を被せる時は若干ねんどろより小さめにして、上から細かい髪をくっつけられるようにしよう! 役割としては生け花のあの緑のスポンジ部分と一緒だ。ここから細かい髪のパーツを作り、くつけていく。最初からすべて成形しようとすると無理があるので、まずは土台から作るのがオススメ。
参考)最初から髪をちゃんと作ろうとしたが

気に入らなかったので前髪をもぎ取った。

結構弾力があるのでもぐの勇気要るかも

髪のパーツはこんな感じで顔に当てながら作っていこう。
出来たら髪の土台部分に粘土or瞬間接着剤でくっつける。

~やすりがけ~

髪のパーツが完成したらやすりをかけて表面を整えてよう! 細かい塵が出るので黒い服はやめよう。やすりの目はそこそこ細かいやつがオススメだが、細かすぎても目が詰まって作業にならないのでそこは肌感覚でお願いします。詳しくないので番号とかは分からん。

~切断~

 髪パーツが前後で分けられるように、いい感じのところで切断しよう! 一度に切るというよりはノコギリみたいにごりごりやるイメージだ。意外とギュッギュッと抵抗があるので手を切らないようにマジで気を付けて!!! 切断面がボソボソになってしまったら、上から粘土をスイ~っと被せて誤魔化そう。

~やすりが終わったら塗り!~

 画像では顔に髪パーツを装着したまま塗っているが、顔に絵の具がつくし細かいところが塗りづらいので外して塗った方が多分楽

ニスで結構隠れるので筆のムラはあんまり気にしなくて良いかも

②服を作ろう

 ここら辺は絵を描く人なら何を今さらという感じだろうが、基本は中に着込んでいるものから作っていこう。私の場合はこういう薄い粘土のペラペラを作って乾かしてパーツを作っていった。

指でススー……っと慎重に粘土を伸ばして作る素材たち 案外楽しいぞ!

あとはなんか……心の赴くまま推しを再現しよう……。

やっすい筆なので細かい模様が描けず、爪楊枝で描いた
パーツの大きさ間違えた。紙をボディに当ててなんとなくの大きさ見といた方がいい。
細かい模様は油性ペンでGO!
このグラデ、ティッシュでポンポンするといい感じにできました
フリル。折っては重なった部分を接着剤でくつけ、折ってはくつけ……を繰り返していく。
正直言って気が狂う。
パーツを組み合わせる 気が狂いかけてるね

③ニスを塗ろう

 私は百均のニスにしたけど本当はツヤ消しの塗料を使った方がねんどろっぽくなると思う。次回使ってみる。ニスを塗らないと粘土がカビるから乾いたらなるはやで塗ろう!

できた!!!!!!

④完成!

 なんか、全然ためになることが書いてなかったですね……。
 下の写真は作ってからもう3年くらい経ってるので色んなところがボロボロになっている。でも楽しいからオッケーです👌 皆さんも楽しいねんどろいどどーるライフを✨

左の人の服も作りました。白&原色だから調色の手間が無くて助かる。

おまけ

ねんどろいどどーるの服を布で作った日記。材料以外の情報が無いので気休め程度にどうぞ。

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