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「過去のイベント、どれくらい真似していいのか」問題を考える
イベントオーガナイザー交流会「トゲピーのたまご」というイベントを定期開催しています。今回で2回目になりました。
ゲストを呼んでトークしてもらったあと、座談会が行われるイベントなのですが、面白い話題がありました。
「過去にあったイベント、どんくらい真似していい?」
という問題です。
僕の中での結論を先に書いてしまうと、
① 真似されてうれしい人もいれば、うれしくない人もいる
② うれしくない人の心情も個人的にわかるところがあるし、その感情を否定はしたくない
③ ので、一概に答えがあるものではなく、ケースバイケースである。
④ できれば当人同士でコミュニケーションをとって、お互いにうれしい感じで開催できるのがいいとおもう。
⑤ ???
という感じです。
古代のオーガナイザーと現代のオーガナイザー
僕が取得した2016年では、コンテンツも場所も手つかずのま残りまくっている新大陸のような感覚で、
何をやっても「コラー!勝手に何やっとるんじゃぁあ!!」と怒られることはなかったのですが、
今のオーガナイザーの方にしてみたら、自分のオリジナルアイデアだと思ったら、実はすでに誰かのアイデアだったりすることもあるかもしれません。
または、似たイベントがあることを知ったとして、そこからどのようにアクションをとったらいいかわからない。かもしれません。
ということに困っているということでした。
僕はイベントオタクなので大体ここ数年で起きたイベントにはアンテナを張っているのですが、(そもそも2018までは数がそんなに多くない)
最近取得された方はそうもいかないだろうと思います。
となると、僕らはなんも考えずにできていたけど、今の新しい人がやりづらいというのは「後発不利」だと思うので、できることなら解消したい。後発はどんどんやりやすくなってほしい。と思いました。
気持ちよくパクってもらった例
結構やってるので、僕もパクったりパクられたり、「それは筋が通らない」と怒られたこともあるし、他の人に対してモヤったこともどっちもあります。ヤナトイナイトはカリンのナイトバトルのパクリイベントです。
とりあえず僕が気持ちよくパクってもらった(真似していただいた)例でいうと、「山口ファンデッキコンテスト」というイベントがありました。
僕がファンデッキコンテストをやった数か月後に、山口のオーガナイザーのこんぶさん(&ハシダムさん)という方が「山口ファンデッキコンテスト」というイベントをやると聞き、
ちょっとこの時どっちが先にコンタクトをとったか忘れちゃったんですが、僕が偶然山口に行ったとき実際に会って、イベントのことをいろいろ話して瓦そばを食って(美味かった)仲良くなりました。
実際に会って話すと、お互いの気持ちを共有できるし、僕もこのイベントを心から応援できるようになりました。(DNを読むとテンション上がりまくっているのがわかる)
このケースから言えることは、真似されてめちゃくちゃうれしいケースがあるということです。
結局は感情の問題だと思うのでなんとかうまくできたらいいと思う。
まあこの例は偶然ハシダムさんこんぶさんが良い人だったから僕がすごくいい気分になったという話で、みんながみんな先例をみつけて挨拶をしたほうがいいという話ではありません。
これが会社の話だったら一定のルールがあって、人が思いついたアイデアは著作権的ななにかがあったら法的に怒られるし、そうじゃなくてもなんとなく、「それはあかんやろ」的な空気があると思うのです。ある程度客観的に、「筋通ってる/通ってない」みたいなのを誰かがジャッジしてくれる。
一方、オーガナイザーイベントって難しいですよね。全員少なくとも利益を求めているわけではないので、真横でお客さんを取られたりしないかぎり怒る理由はないですし、ポケモンカードの普及という観点でみたら、イベントを規制するような動きはするべきではないです。
なので、パクられた側は文句を言うな。お上のためだろ。
というのは簡単なのですが、それは嘘になります。
やっぱり先発にも先発なりの思うところがある。絶対に。
正直に言おう、自分のやったことを自分よりうまくやられると悔しいのだ。人間というのは。
まとめ ※宣伝でごめんなさい
ということで、どっちの気持ちもわかるし、いろんなケースがある難しい問題だということがわかりました。
なので、一概には解決できない問題だとおもうんで、各々でコミュ力を発揮してケンカしないようにうまいことやってほしい。というのが結論になるわけですが、
それではあまりにも不親切だしバカっぽい結論なので、いくつかアクションをしたいと思います。
①過去の自主イベントをいろいろ紹介するラジオをします。
トゲたまのなかで、「先例があったらなるべく先輩にコンタクトをとってうまいこと先人にもリスペクトを払ってやりたい」というめちゃくちゃ素晴らしい考え方を持った方がいたので、少しでも力になれるようにこれを話します。
TwitterとnoteとDairynoteが親友で、実際にあったオーガナイザーもめちゃくちゃ多い僕と、長崎に居ながら「どらの部屋」で多くのイベント主催者と交流しているどらさんという、
日本2大イベントオーガナイザーオタクの二人で、過去のイベントを紹介します。
イベントを企画しようと思っている方にはなんらかのヒントになると思ってますので、ぜひ聞いてください!!!
お楽しみに!!!
②僕のイベントは好きにパクってください
とりあえず意思表明としてこのサムネにあるような僕が過去に行ったイベントに関しては、何か参考になるようなことがあればぜひとも真似していただきたいと思っています。
とはいってもてめーのイベントなんて知らねーよという方も多いと思うので、自分のイベントに関する振り返りを書いていきたいと思います。
まあイベントの裏側なんて見たくねーよという方も多いと思うので、こちらは「トゲたま」の中でちょいちょい書いていこうと思います。
トゲたまは、誰かのイベント案に対して、みんなでアイデアを出し合えるような場所になってきています。これこれ、イベントオーガナイザー交流プラットフォームとして、こういうの求めてたんだよ。という形に近づいてきているので、どんどん遊びに来てどんどん自分のタマゴをあっためてください。
ゲストを呼んだイベント来月もやるのでぜひ遊びに来てね。
ということで、世の中に楽しいイベントがもっと増えますように。