ジャッジステーションカップ2024 レポート【7/13開催】
ポケモーニング!たいあたりジムのトイです!
先日7/13に開催した「ジャッジステーションカップ2024」のレポートを書いていきます!!
特に伝えたいクソデカドラマチックメッセージがあるわけでもないので、レポートと反省と、同じようなイベントをやる際の改善点などを書いていきます。
これを読んでいるのもほぼイベントオーガナイザーだと思うので、それを意識しつつ書いていきます。
この大会のはじまり:
最初はSkypeからでした
この大会の前身となったのは、コロナ禍に開催したオンライン大会でした。
第一回の様子は、なんと公式サイトにレポートとして残っています。
※参考:リモートポケカ大会 レポート
https://www.pokemon-card.com/info/2010/20100529_002429.html
この記事の存在を知っていないとたどり着けないような公式の記事。
令和を生きる皆さん、Skypeって知っていますか?
たぶん2010年代前半に全盛期だったオンラインチャットツールだったのですが、コロナ禍になり、すでにホコリをかぶっていた死にかけのSkypeをひっぱり出して使っていたのが懐かしいです。discordやzoomが普及するまでお世話になりました。
経緯としては、別に「リモートポケカを普及させようぜ!」という趣旨ではなく、コロナでCLが中止になった際に、「全国のジャッジの予定が空いている日なんてこの日しかない!遊ぼう!」という理由で始まりました。
たぶんSkypeでオンライン飲みしようみたいな流れの延長だったと思います。その後、CLが中止になるたびに3回くらい開催しました。
やってみて良かったこととしては、その後CLが無事に開催された際にJSCで対戦した方と会ったときに、お互いの素性を知ってるというのは若干働きやすさにつながったこともありました。対戦したことがあるジャッジって少ないですからね。
今回の経緯
↑のような、「ジャッジ・オーガナイザー活動において、知らない人より知ってる人が多い方が良い」という原理は、今回の開催においても大きな動機の一つであり、開催の意義を感じている点でした。
私自身、イベントを考え付いたときに、「この人となら開催したい」と思ったタイミングで実行にうつすタイプなので、いろいろな方と知り合うということがそのまま自分の楽しさにつながっています。
そんな経験から、2018年からジャッジ資格試験の同期を集めて行う「ゼンリョク会」を行っていましたが、会を重ねるにつれ、だんだんつながりが少なくなってきたなぁという気持ちもあったので、そういうイベントしたいなぁとここ2年ほど思っていました。
で、ある日「7月~8月のオフシーズンだったら結構人集まるんじゃね?」と思い立って、やる気になりました。
私自身が最近、大人数が必要な自主大会の人集めをしたり、シティリーグの運営をすることが増えたので、ジャッジのつながりが増えるというのも大きいですし、私以外の人もきっと同じ悩みや課題を抱えている人は多いと思うので誰かと誰かがつながって、良い化学反応が起きたらいいなぁという気持ちでした。
端的に言うと、楽しそうで、そこまで大きなリスクもなさそうで、良い影響があるイベントなので、やろう!と思いました。
みんなも、楽しそうで、大きなリスクがなく、良い影響があるイベントはどんどんやった方がいいです。絶対に。
開催まで
ということで、開催しようと思い立ったのが4月ごろ。
嵐山にイラクサと言ったときにその話をしました。
その話をしたら「へ~いいんじゃん」みたいな反応だったので、その瞬間に主催兼デザイナーになってもらいました。
「せっかくジャッジだけでやるんだから参加賞を特別なものにしたくて、カンファレンスがバインダーだからロゴ入り赤ペンとかいいんじゃない?」
「あーいいかも」
「じゃロゴつくって」
「あっ…(いつものか)」
という感じで決まりましたが、割と今回は乗り気だったようで、ロゴ作ってくれた上にペンの発注先まで調べてくれました。
こういう、ノベルティ作ってくれる会社って結構あるんですね。
発注から3週間くらいで発送してくれました。
同時進行で、ルールを考えるわけなのですが、類似イベントの「オーガナイザーバトルカンファレンス」に行ったことがなかったため、ここも優秀な友人の力を借りることにしました。
それがこれですね
まだ聴けます↑
これは初めてやってみたんですが、結構たくさんの人が聴いてくれて良かったです。
イベントができていく過程がラジオ感覚で聴けて、かつリアルタイムでさんかできるライブ感があるというのはかなりコンテンツ的に面白いと思いますし、
聴いた人は「そしたら参加したいな」という気持ちにだんだんなってくると思うので宣伝にもなります。
編集の手間いらずでアーカイブとして残しておけるので、私のことを知らない人も主催のパーソナリティとか考え方が伝わるし、
Twitterのスペースでやったのは一石三鳥くらい良いことだったと思います。皆さんもぜひやってみてください。
あごおにさん、めぐみさんありがとうございました。
というわけで、ルール【中身】がほぼ決まり、デザインと参加賞【外身】が決まったので、あとは会場と日程だけという段階になりました。
正直どこでもよかったのですが、ここでありがたいことにCHANGさんから会場の提案をいただき、あのカッコイイスペースを使わせていただけることとなりました。
貴重な経験させていただきました。ありがとうございます。
その後、なんやかんや石神井公園で飲んでいると、コーリーさんも加わってくれることが決まり、準備終わった気でいたのですが、めっちゃ頑張らないといけなくなりました。
しかしコーリーさんなしではクオリティがダンチになっていたと思います。
本当に感謝です。
当日
そろそろ長いですね。
当日はキャンセルなしで60名の方に参加していただきました。
キャンセルあったら出ようと待機していたのですが出られず残念…。
スペースの時は出る気だったので、次回があれば出たいですね。自分が仕事になっちゃうと続かないので…。
配信周りのところはかなり力技というか、僕の使える手札から頑張って実現したけど、会場の設備的にももっといろいろできることがあったと思うので人を頼らなかったのは反省ですね。僕のスマホ一日拘束されてしまったし…。
内容としては、当初の予想通り、こんなにジャッジ・オーガナイザーが集まれば当たり前ですが、みんな雰囲気良く楽しんでくれたかなと思います。
チームは結構時間をかけて作りました。知り合い同士になりすぎないよう、同じ地域同士になりすぎないよう20チームを分けました。
タイムテーブルもちょうどよかったのではないでしょうか。
トーナメント8チームはちょっと多いかなという気もしたのですが、予選8/40がトップカットは良かったのかなと思います。優勝だけだとちょっと味気なかった気がするので。
イベント自体のルールとかタイムテーブルの設計はかなり完璧だった気がします。ぜひそのままパクってください。
思いのほか(と言ったらド失礼ですが)決勝がめちゃくちゃナイスゲームになって、3on3の1勝1負から、タイムアップいっぱいの時間で決着しました。
優勝が、予選最多賞(でジャッジ最古参)のたにかさん、予選0星のしろがみさん、今大会最年少のはんちゃさんの3人がチームワーク良く戦っていて、良いイベントだなあと思いました。
二次会も半数以上の方が参加してくれて(ほとんど覚えてないですが)めっちゃ楽しかったです。あと10時間続けばいいのにって思いました。死ぬけど。
まとめ
そんな感じで、開催して本当に良かったと思うイベントでした。
とはいえ、これをやりすぎてオーガナイザーイベントが減るとかだと本末転倒なので、私自身がやるのは年に1回にしようと思います。また来年もなにもなければやりたいです。
また、同日に自身のイベントをやっていたり、ジャッジ稼働していた皆さんには頭が下がります。遊んでいてごめんね。
でもまあお互い様なので、続けることでどこかで参加していただければと思います。
もし開催したいという方がいたら、ルールに関してはもともとカンファレンスのパクリなので、どんどんパクってください!デザインに関しても必要なものがあれば提供します!
配信とかはなくてもいいと思うので、広い会場と、なんかポイントのやり取りするシステムがあれば行けると思います。
最後になりますが、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
とくに遠方からの方!本当にありがとう!
そして、イベント協力してくださった、CHANGさん、コーリーさん、ひおきさん、まろさん、そしていつも振り回すイラクサくん、ありがとうございました!
おまけ
これの作り方
台紙の部分は印刷してはがきサイズにカットしてラミネートしました。
チップ部分はダイソーのシールを塗装
ベルクロはこれ
チップ自体の接着は問題なかったのですが、ベルクロが服とかに引っかかって紛失したりするケースがあったので、ホチキスとかでつけてもいいかも。
予選トップチームの人の星がズボンの中から発見された時は笑いました。
これに関してはイラクサくんのやりたいことゼンリョクだったので任せましたが、作るとめちゃくちゃ大変だし不器用だとできないと思うので、皆さんもいろいろ工夫してやってみてください!!