今日は節分。日本のしきたりはなぜこんなにも長く受け継がれていくのだろう。
こんにちは。佳輪(かりん)です。
贈り物向けに名入れのできる縁起物の包丁を販売しています。
今日は節分。
「鬼は外!福は内!」の日です。
節分の日にはどんな意味があるかご存知ですか?
節分はもともと季節を節目を分けるという意味で、季節の始まりである立春、立夏、立秋、立冬の前日のことをいいます。旧暦では立春から新しい一年が始まるとされ、その前日である今日が今言われる「節分」です。
節分に行う豆まきは、古代中国の「追儺(ついな)」という行事に由来しています。「追儺」は季節の変わり目に疫病や災いを運んでくる鬼を祓うもので、日本には奈良時代に伝わったとされています。昔も今もみんなが願うことは無病息災。昔も今も変わりません。一年間、家族が無事に過ごすことができるようにということですね。
日本にはたくさんのしきたりがあります。しきたりとは昔から行われている慣例、習慣のこと。季節ごとに様々な行事が行われます。
しきたりはマナーとしても大切なことではありますが、私はこの慣例を親から子へ、子から孫へと伝えていくことに意味があるんじゃないかと思っています。
節分に限らず、伝えるという作業は、まず会うことが大切です。会って、会話をして、一緒にやる。日本人は昔からこういったことを大切にしてきたんですね。
昔は意味も分からずやらされていたことが、大人になって理解してくることってありますよね。これが承継です。
なんか繋がります。
しきたりは世代を超えて受け継がれていくもの。その意味を考えさせられました。
暦の上では明日から春です。
まだまだ寒い日が続きますので、体調に気を付けて新しい春をお迎えください。
佳輪