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英語のできない僕が外資のカントリーマネージャーになったら 9

正式にジョインする1月から、いくつか既存の顧客に対するミーティングに参加しました。

今の受講者の状況、次のプランの提案、継続契約へのスケジュール確認などが主なアジェンダでした。

それらをこなしながら、NEIの特徴、強みについて議論したり、コミュニケーションツールであるSlackの設定やメールの設定、管理画面へのアクセスの仕方や使用方法など、情報共有やレクチャーを受けたりしていきました。

それから、簡素な営業資料を作成し、Frithは営業ミーティングのデモンストレーションを私に課しました。

こんなのフリートークで任せてくれたらいいのに。。。

一通り概要や強み、特徴などを説明するとFrithはいちいち

ここが良かった

ここはそんなにいう必要はない

などの指摘をしてきます。

めっちゃマイクロマネジメントです。

本人は、私はマイクロマネジメントが好きではない、などと言っていますが、マイクロマネジメント以外の何物でもありません。

実際に新規クライアント候補とのオンラインミーティングを、Frith同席の元いくつか行ったのですが、私の一言一言いちいち指摘をしてきます。そしてミーティング中は常にSlackを確認しながらやってほしい、と。

Slackであの画面を見せろ、こう言え、というまるで二人羽織をしているような状態でのミーティングです。

一昔前の船場吉兆の謝罪会見での女将とその長男状態、とでもいうのでしょうか。

まあやりにくいったら。。。

1日の終わりには、今日はいくつコンタクトを取ったのか、明日はどうするのか、を聞いてきます。

こんなの新入社員の時もしなかったのに、なんで一つひとつ、一挙手一投足管理されなければならないのか。。。

これがアメリカ式?外資?いやそれがFrithでした。

そして、自分が思う通りにならないと激昂します。

お互いの共通言語がなかったこと、私が英語力がないことも一因ですが、しばしばミスコミュニケーションを起こして衝突していました。

このメールは送ってほしくなかった、

あのミーティングでこのことに言及してほしくなかった、、、。

今月何社とミーティングするの、計画通りに進んでないのにどうするの?

今思い返すと、よく私もキレずに従っていたなあ、と思います。

いや、時々はキレて思いっきり反論していました。。。

とにかく毎日のように衝突していて、文化の違いなのか、性格の違いなのか、言葉が通じないことのストレスなのか、まあよく分からない状態でした。

…と、これはずっと下書きに保存したまま、公開したないことに気づきました。



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