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英語ができない僕が外資のカントリーマネージャーになったら 1

それは、シアトルに住む後輩からのLINEから始まりました。

せんぱい、最近どうですか?

今の仕事も飽きてきた??

転職考えてたりしませんか?


前からちょいちょいタイミング良くか悪くか、連絡してきたことはありましたが、この時はタイミングの良い方でした。

具体的に転職したい、というより、なんとなくのマンネリ感、行き詰まり感を持っていたときでした。

当時僕は、地方の特産品をEコマースで販売したり、販路やPRの支援をする会社で働いていました。出店者を獲得するマーチャンダイザー的な役割で。その年はコロナ禍で在宅勤務、ステイホームが多く、実店舗ではないEコマースは打撃を受けないどころか、軒並み売上が上がった年でした。地方の中小事業者も、小売店への卸や飲食店との取引が激減して、ネットでお店を開くなら、、、の甘い誘いに乗っかったところが激増。でも、パソコンも持ってるかどうかあやしい地方の生産者や事業者、メーカーが、ネットでお店を開いてすぐ売れるような甘い世界ではありません。最初は当然儲からないであろうネット販売に誘い込み、出店料だけもらって売れるか売れないかはあなた次第、のようなビジネスに若干辟易としていた時期でした。

まあこの話はまた後でする、、かもとして、話を元に戻すと、その後輩から続けて

友人が英語教育のスタートアップを立ち上げて、日本のカントリーマネージャーを探している、

と。そしてその時僕の顔がすぐに浮かんだらしいのです。

カントリーマネージャー??はて?ドメスティック一筋でビジネスしてきた僕にとって聞き慣れないそのカタカナ。しかも英語教育。私の答えは、当然

英語できひんけど。。

でした。それが私がセールスマネージャーになる2ヶ月前の出来事。そしてそこからの怒涛の展開はまた次回。

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