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英語ができない僕が外資のカントリーマネージャーになったら 6
どうもクリスティーナとの面談はうまくいったらしい。
CEOのフリスから、次は日本の投資家プラットフォームKeiretsu Japanの代表に会ってほしい、という連絡がありました。
このプラットフォーム経由で投資家からの出資が決まって、日本法人を設立したこともあり、この代表者とはちょいちょいいろんなことで意見交換をしていたそうです。なので日本法人のセールス担当を決める場面でもこの人からのインタビューも受けてほしいということでした。
日本人で、当然日本語で話していいから、ということなのでそこは安心しました。
そして内容も前回クリスティーナに説明した内容を改めて説明してくれればいいとのことだったので特に用意するものもなく気楽にその日を待ちました。
クリスティーナとのミーティングから3日後、その人にこれまたZoomで面談を行うことになりました。
Keiretsuという組織の全体像は良くわかりませんでしたが、世界各地にネットワークを持ち、スタートアップ企業と投資家をマッチングさせる活動をしているようでした。一応あまり更新されていないようなサイトもあり、そこに今回会うKeiretsu Japanの代表、植木さんの写真も掲載されていました。
見た感じ60歳手前、白髪で浅黒いちょいワル風の風貌でした。
会う前にその人の風貌、人相を見てこの人はどんな人だろうか想像して実際とのギャップがあったり、実際そうだったりというのは楽しい。
で実際はというと、かなり想像そのままの人でした。
ちょっと山師っぽいというか、口だけで世間を渡ってきたんだろうなあ、という印象。
でも想像より少し柔らかい印象で、一応私の話を聞いて、うんうん、と頷きながら、
この新しい指標というのは吉野くんの発想?だとしたら目のつけどころがいいね。
と。
若干上から目線なところが気になりましたが、まあ投資家プラットフォームの代表だし、年も上なので仕方ないか、とも思いました。
ここは恐らく無難にクリアしたかな、と。
その翌日、Frithから
植木さんと話して、あなたが良い候補者であることに同意しました。
次はNEIの投資家で取締役でもあるアレンマイナーと会ってほしい。そしてその前にコミッションや目標について話しましょう。
というメールが来ました。
なんだか怒涛の展開です。
リモートワークで割と時間はフレキシブルに使えるとはいえ、私はまだ会社に所属している身分です。
土曜日にFrithとオンラインミーティングをして、月曜日に投資家のアレンに一緒に会う、という。。。
乗りかかった船なので、いくところまで行ってしまえ、という気持ちでした。
オンラインでのミーティングと投資家アレンとのミーティングは次回。。