088\\\ 自分を護ってくれる空気のつくり方。
人間関係づくりというか、人と人とのつながりをつくることに対して、不得意な人って、たくさんいると思います。
人が怖い。
異性でも怖い(異性だから怖い)。
そういう人って。では、空気ってどうでしょうか。
案外、人とはダメだけど、空気ならだいじょうぶって感じられるかもしれない。その反対の、空気には鈍感だけど、人と人の方が得意、という人もたくさんいるはず。どちらが多いのかわかりませんが。
人か? 空気か?
人と空気は、同じではありませんが、それでも、人と空気とは、同心円的にひとつに重なっています。
人から広がって空気になるか(その人から広がっての空気感)、逆に、まわりの空気が凝縮されてその人にたどり着くか(空気に包まれて人に染み込んだということ)。人と空気の同心円の図形です。
そのくらい、人と空気とは、ひとつになっていると思うのですが。
一番見ていて怖いのは、人と空気が反発し合っている姿を見ること。その人から発しているのは、「ここの空気は嫌だっ!」と、無言の言葉を身体から発しながら、まるで反発し合う磁石のように、はねつけオーラを出している人。
こんなこと、水と魚ではありえないと思うのですが。魚が「こんな水は嫌だっ!」なんて、言うかな?
それでも、他の魚は嫌いっ! なんて言っている魚はいるとは思うけれど。
ハナシを人に戻します。人と空気はホントは仲良し。なぜなら、人の想いを空気は聞き入れてくれるから。もし、人と人とのことが不得意だったら、空気に向かって「わたしを護ってください」と言えば、聞いてくれますよ。
そのように、ただつぶやくだけじゃなくて、空気をちゃんと見て、そのように「お願い」をすること。神社に行って神さまにお願いをするように。
その想いが通じれば、空気は、あなたの身体のまわりにスーッと寄って来て、一瞬、護ってあげるよ~的な柔らかいな感じを、知らせてくれる。
あなたのまわりを、甘すぎないゼリーが包んでくれているような感じで。ホンの1秒間、それを感じられれば、もうだいじょうぶです。
それが、自分を護ってくれる空気なのです。
この方法は、神社に行けば何かを感じられる人向きです。神社には、神さまのオーラが、ふわ~と漂っていて(95%の神社はそうです)、それを感じられる人には、今の空気のことも、感じられます。
・・・ということは、空気と神さまって、どこか同質なもの? ・・・
人と、空気と、神さま。
いっしょの、同じもの、でした?
「呼吸」のつくり方。
・~ 薔 薇 の 呼 吸 ~・
この『薔薇の呼吸』をいちばん素晴らしい「呼吸」といたします。
薔薇を宇宙と見立てた「呼吸」なのです。
しらのゆきひと///呼吸のデザイナー