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#18 違いがあるからこそ
皆さまこんにちは。
こころとからだを調える整体師のミホコです。
自分らしく共に生きるをテーマにおしゃべりするラジオ「The Rainbow Connection 」第18回は 渡辺政成 さんの共に生きるです。
【渡辺政成さんプロフィール】
□北海道の炭鉱の町で育つ
□ホンダ技研に就職した後、埼玉土建に転職、支部書記長を務める。
□現在は、埼玉憲法会議事務局次長、オール埼玉総行動の事務局も務めておられる
□遊びとして渓流釣り、山菜きのこを楽しみイベントを企画したり、雑誌「つり人」「別冊渓流」などに寄稿
https://web.tsuribito.co.jp/suburb/keiryu-trbt-2005-sansai-01
□渓流9条の会事務
□著書に「森の中でひと休み」「ナベさん渡辺政成の東北釣りと祭りの旅」
渡辺さんとは、脱原発運動で参加していた、国会前希望のエリアで一緒に声をあげた仲間です。
「釣り竿隊」と言って釣り竿に魚のイラストをぶら下げて、原発反対を表現していらしたことが印象に残っています。
2021年には、福島の原発事故放射能汚染による帰還困難区域にも一緒に行かせていただきました。
今回は、多方面で活躍される渡辺さんのお話を伺いました。
☆苦手と好きをかけあわせる
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渡辺さんは、釣り雑誌に寄稿したり、
ご自身でも、大好きなイワナ釣りや山菜採り、キノコ採りよことなどを本にまとめています。
渓流釣りの釣り場として最適な東北地方の旅行記には、地域の祭りのことや青春時代の思い出などを交えて、渓流釣りの様子が書かれています。
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もともとは、雑誌「渓流」に連載されたものだそうで、写真家の浦壮一郎さんの写真と共に、祭りや地域の人々との交流を記録したものは、その当時の雑誌の記事としては異色だったそうです。
これが、「渓流9条の会」のホームページに掲載されるにあたって、著作権の問題などで、写真から挿絵へと、代わったそうです。
とても味のある挿絵は、この本の装丁を担当された須山敦行さんが写真を参考に描かれたのだそう。
そして、ホームページが諸般の事情で閉鎖になるときに、本になったそうです。
こんなステキな文章を書ける方だから、さぞかし、昔から文章を描くのが好きだったのかと思ったら、全くの逆で、文章書くのは苦手だったとのこと。
最初は、仕事上、皆さんに伝えるべきことをわかりやすくまとめる必要に迫られてだったそうですが。
好きなことである「釣り」「山菜、きのこ」のことと掛け合わせたら、ステキな旅日記を本にまとめるまでに!
「苦手なこと」と「好きなこと」を掛け合わせると化学変化がおきて、思いもよらぬことができたりするというのは、いろいろな方々からお聞きします。
苦手なことをやらなければならなくなったときは、好きなことと掛け合わせてみたらいいかもしれませんね。
☆違いがあるからこそ
渡辺さんは、長年労働組合に勤められ、安保法制反対を一致点として多くの団体からなる市民運動「オール埼玉総行動」の事務局も務めておられます。
私はつい最近まで知らなかったのですが、労働組合のメンバーだからといって、思想信条が皆同じというわけではない。
労働組合の場合は、賃金をあげることや労働環境を良くするという点で一致している。
オール埼玉総行動は、安保法制に反対するということだけを一致点にしている。
違いがあるからこそ、互いにリスペクトし、一致点をみつけ、共闘するのだ。
市民と野党の共闘は、違いがあるからこそできることなのに、どこかの党首は考え方が違うから共闘できないようなことを言う。
戦争させない平和な社会を構築するという
一致点があれば共闘はできるのだ。
相手をリスペクトする心こそ大事だと感じました。