確実に相手に想いを伝える方法
家族、恋人、友人、仕事など、信頼関係を構築していくのって
なかなか難しいですよね。
伝えたいことがあっても正しく伝わらなかったり、
そもそも聞く耳持ってくれなかったり。
こういうことで悩んだことは、誰にでもあると思います。
そんな時は米国の教育者、アン・サリバン先生の話を思い出してください。
コミュニケーションを取る上で一番大切なことを教えてくれます。
7歳の少女
ある日、家庭教師のアン・サリバンは7歳の少女の元を訪れました。
この少女は家族に手を焼かせるほどのワガママで、
まったく言うことを聞きませんでした。
さらに、彼女は
しゃべれない
目が見えない
耳が聞こえない
という障害を抱えており、
他人とのコミュニケーションは極めて困難でした。
アンは何度も心が折れそうになりましたが、
あきらめずに少女との対話を続けました。
彼女はどんなに荒れたり、拒否されたりしても、忍耐強く接しました。
その結果この少女、ヘレン・ケラーは立派な女性に成長しました。
彼女はのちに
「サリバン先生は私に光を与えてくれた」
と語っています。
相手が思い通りにならなくても、忍耐強く、誠実に
コミュニケーションを続けることで、人間関係を築くことができるのです。
人間だけじゃなく、犬とか猫とかのペットも同じですよね。
言葉のやり取りはできなくても、あきめずに接していれば、
いずれ意思疎通ができるようになります。
まさにメラビアンの法則が当てはまるんじゃないでしょうか
メラビアンの法則によると、相手から発せられる言語情報は7%、
非言語情報は93%にもなるらしいです。
この93%の非言語情報の内訳は、
視覚情報は55%(見た目や表情、身だしなみなど)
聴覚情報が38%(声のトーン・大きさ、話し方の速度など)
となっています。
そう考えると、言葉が伝わってるのではなく、
感情が伝わってるってことです。
相手のことを思いやって、全身全霊で接すれば
必ずその気持ちは相手に伝わるんですよね。
最後に名言をひとつ。