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ターミネーターの世界が現実に!?AIの兵器化は避けられないのか?

ここ数年で、ChatGPTをはじめとして、AIは急速に進化していますよね。

AIが私たちの仕事を奪う、とよく言われますが、映画業界も例外ではないようです。

米映画俳組合と全米脚本家組合が、AIによる仕事の奪取を防ぐためにストライキを行っているとのこと。

その中で、ジェームズ・キャメロン監督が、代表作「ターミネーター」を通じて、AIの台頭と今後起こりうる危険性について語りました。

ターミネーターの世界が現実に

映画「ターミネーター」は、未来から送り込まれたサイボーグによる暗殺者が登場するSF作品です。

当時は未来の想像でしたが、現在のAIの進化によって、その予言が現実化するかもしれません。

「40年前の『ターミネーター』を思い起こさせるものだ」

「AIが映画業界を乗っ取る可能性は心配していないが、
 AIが人間の生命を一掃するかもしれないことを懸念している」

とキャメロン監督は述べています。

AIの兵器化

「我々は、AIを使った核軍備競争と
 同等の状況に陥るだろう。

 自分たちが作らなくても誰かが作るからと、
 どんどんエスカレートする。

 そうなると、人間にはもはや介入できないスピードで、
 コンピューターによる戦いが繰り広げられるだろう」

AIの兵器化が最大の脅威となり得る、と彼は警告しています。

ジェームズ・キャメロン監督の警告は、映画業界に関係する人々だけでなく、我々人類にとって深刻な問題として捉えられるべきでしょう。


AIが私たちの生活を豊かにしてくれることは間違いありません。

でも、私たちの知らないところで、AI兵器の研究が進んでいることは容易に想像できますよね。

他国との戦争を考えた時、兵士の犠牲を最小限に抑えるためにAIロボットを兵器化することは当然でしょう。

そう考えると、シンギュラリティによるターミネーターの世界が現実化するのもまったくありえない話ではないかもしれません。

AIが人間を支配する世の中は、せめて映画の中だけにとどめて欲しいものですね。

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