【続報】タイタニック号の悲劇再び…潜水艇「タイタン」行方不明事件、乗員全員死亡
先日、速報で「タイタニック号」探索ツアーの潜水艇が行方不明になったとお伝えしました。
その続報です。
残念なことに、行方不明になった潜水艇「タイタン」に乗っていた全員が、命を落としてしまったのです。
この記事では、その詳細をお伝えいたします。
爆縮により乗員5人全員が犠牲に
北大西洋で行われていた、豪華客船タイタニック号の残骸探索に関連した悲劇的な出来事が明らかになりました。
潜水艇「タイタン」が行方不明となり、乗員5人全員が犠牲になったと米沿岸警備隊が発表しました。
動画引用:ロイター(Reuters Japan)
タイタニック号の残骸から約500メートル離れた場所で、無人探査機がタイタンの一部と思われる破片を発見しました。
この破片から、潜水艇は海中で大破していたことが判明しました。
米沿岸警備隊は「破片は(潜水艇の)耐圧室が大破したものと一致している」と述べました。
この悲劇には、タイタニック号の探査専門家で、フランス人探検家として知られるポールアンリ・ナルジョレ氏を含む、勇敢な冒険者たちが乗っていました。
さらに、イギリスの富豪やパキスタン出身の実業家も同乗していました。
米海軍の分析では、潜水艇の通信が途絶えた位置で「爆縮または爆発と一致する異常」が検知されたと明らかになりました。
ちなみに「爆縮」とは、物体が爆発や衝撃などの強い力により一瞬にして圧縮される現象を指します。
現在、現場ではロボットによる証拠収集が続けられています。
詳細な調査が行われ、この事件の原因と経緯が明らかにされるでしょう。
しかし、深海の過酷な状況と事故の性質を考慮すると、遺体の回収は困難な状況です。
ツイッターに、爆縮についての動画をあげておきました。
おそらくこんな状況だったのではないか、と予想したCG動画です。
前回の投稿でも書きましたが、タイタニック号の舞台には何か不思議な力が働いているのでしょうか。。。
深海に沈む残骸の映像を見ると、まるで呪いがかかっているかのような不気味さを感じますよね。
危険とはわかっていても、真相を知りたいという欲求が勝ってまたいつの日か挑戦する人が現れるかもしれません。
深海の謎に挑戦し続ける人たちの勇気に敬意を払い、そして犠牲になってしまった方々のご冥福をお祈りします。