手術前検査と入院申込
2週間後に入院と手術を控え、最後の通院をしてきた。
今回は、口腔外科の検査と麻酔科医と婦人科の診察だった。
なぜ口腔外科かというと、全身麻酔で手術を行う際に、口の中にいる細菌が気道に入り込むと、トラブルの可能性があるということ、また、ぐらぐらした歯や虫歯があると、麻酔の管が当たって歯が抜けたり折れたりする可能性があるため、とのことだった。
今日私は、歯全体のレントゲンを撮り、歯科衛生士さんから歯と歯ぐきのチェック、クリーニングをしてもらった。虫歯やぐらぐらした歯はなく、歯周病もなかったけれど、思いの外歯石が溜まっていたので、取ってもらった。
少なくとも年1ペースで歯医者に行っていたのだけど、通っている歯医者は歯のクリーニングなどに積極的ではなかったなぁと気づいた。また、ここ最近、歯を磨いても歯の裏側がザラザラしていて、なんでかなぁと思っていたのだけど、それは歯石のせいだと分かった。(お食事中の方ごめんなさい。)
私は、休職して2年目に人間ドックを受けたけれど、3年目に入った今は、症状が出たら病院に行くくらいで、健康診断を受けていなかったので、手術前の健康チェックは良い機会になった。
前回の通院時に、血液検査、尿検査、心電図検査、肺のレントゲン検査も行ったので、一通りの健康診断科目の検査はできたと思うから結果良かった。
麻酔科の先生の簡単な診察を受け、婦人科の執刀医から説明を受け、入院前の診察は終了。
そして、入院外来担当の看護師さん、薬剤師さんから説明を受けた後、入院手続きをして一連の流れを終えた。
朝11時から病院に行って、昼を挟んで終わったのが14時半頃だったので、少しぐったりしたのと「休職中に手術することを決めて良かったな。」と思った。
なぜなら、以前から通っていたクリニックから紹介状をもらってから、大学病院に3回行き、今の病院に移って、2回行って、、、と手術までにこの2ヶ月で合計5回病院に行っている。
しかも大きい病院は午後からの外来は受け付けてないことが多く、午前中から行く必要があることが多く、結局一日がかりになってしまう。そこから仕事に行くにしても、半日も仕事できないし、月2ペースで有給休暇、しかも遊びに行くわけでなく通院。全くリフレッシュできない。笑
しかも婦人科の場合は生理周期もあり、行きたいときに病院に行けなかったりするので、通院のタイミングが本当に難しいと思う。
ただでさえ、人間関係がギスギスしてる職場なので、病気で入院するにしてもヘルプは期待できなかったと思うし、入院自体は3日間だけど、その前にもちょこちょこ休んでいたら、絶対仕事は溜まるし、しかも仕事は入院前に片付けれなければならなかったろうなぁと思った。
入院、手術となると、経済的な心配もあったけれど、私の手術は全て健康保険の適用内であるということと、お金の関係は、事前に健康保険組合にしっかり確認して臨み、それは自分一人で解決可能な内容だったので、それほど精神的負担は少なかった。しかも今は、治療費はクレジットカードで払えるので、それもとてもありがたかった。(ポイントも貯まるし。笑)
治療を受ける+手続き関係、入院前の準備を一人でやるのは、身体的にも精神的にもまあまあ負荷のかかる作業なので、仕事をしながらこれを全部やっていたら、かなり負荷が大きかったと思うので、リワークに通っている間で本当に良かったと思う。後は、入院の後も体を休められるし。
家に引きこもっている時と違って、一応リワークの人が状況を把握してくれているという安心感、手術前後の不安な気持ちがあっても、話を聞いてくれるなど、かなり助けられていることが多い。近くに仲の良い同期がいれば話を聞いてくれるけど、今の職場はそういう人もいなかったので。
まあ、いろんな意味でタイミングが合っての今なんだと思う。
あっ、そういえば、1日2,000円払えば個室にしてくれるって言われたけど、3日分の6,000円がもったいなくて辞めた。笑。退院したら美味しいもの食べた方が良いと思って。しかも最終日は、朝ごはん食べたら退院だしね。
いずれ私も歳を取ったら、病院のお世話になる日が来るのだろうなと思いつつ、自分で体が動き、説明を受けても理解できるうちに病院のお世話になっておくことで、歳を取った時に変にビビったりしなくて良さそうなので、そういう経験を積めるのは良かったと思う。
ちなみに初診の治療費は1万円弱(薬代含む)、2回目は4,000円弱だった。
入院手術費用は3割負担で24,000円+食事代程度とのこと。
結果的に今の病院に来れたのは良かったけど、病院を変わる度に初診料と血液検査をされたから、その分の負担は余計だったよなぁ。。。とそれはモヤモヤしている。苦笑