LACCO TOWER結成21周年イベント「独想復活祭」においでよ!


みなさんはLACCO TOWERというバンドをご存知だろうか。
今年の7月21日に結成21年を迎える、自らを狂想演奏家と名乗る5人組ロックバンドだ。

ドラゴンボールのEDとなった「薄紅」「遥」を生み出したバンドといえばピンとくる方もいるのではないだろうか。

このMVを観てもピンときた方も、残念ながらこなかった方にも、おすすめのイベントがある。
そう、7月17日にLIQUIDROOMで開催される、LACCO TOWERの結成21周年をお祝いする「独想復活祭」である。
2002年の7月21日。この日がオリジナルメンバーで初ライブを行った日で、毎年7月21日(近年では海の日)は欠かさず周年イベントが行われている。
結成11周年からリキッドでの開催は10年連続。
開催にむけYouTubeで歴代のDVDを期間限定で無料公開したり(リンクの動画は7/16まで)、その動画をメンバーとふりかえるYouTube配信をおこなったりと、いつにもまして気合いが入っている。

配信中に、Ba兼株式会社アイロックスの社長でもある啓示さんが、社長の権限(?)でe+のチケットの売れ行きチェックをして、動きがあるとすごく喜んでいるのを目の当たりにしたのが、この記事を書こうと思ったきっかけでもあるし、なによりLACCOの執念(誤字じゃないよ)をみてもらいたいと思ったからである。

独想復活祭のみどころその1

まず、なぜイベントタイトルに復活とついているかについて触れなければならないとおもう。
昨年のベストアルバム「絶好」のリリースツアー絶好旅行中に、Voケイスケさんが喉の不調のため歌えなくなり3本が延期に。
後に機能性発声障害であることを発表し、それを乗り越え、LACCO主催のフェスI ROCKSで帰ってきた。
メンバーも口々に「変わった」と声をそろえる唄声に、ただ復活するだけではない、復活するからには前以上のものをという熱が感じられる。
もちろん病気がなくなったわけではないとおもうが、障害を乗り越えて立つリキッドのステージは特別なものとなるだろう。

またGu大介さんは昨年の20周年特別公演「狂想演奏史~至上のハタチ~」で、ラッ子(LACCO TOWERのファンの総称)の前でジストニアであることと、レフティーギタリストとして活動していくことを発表し、ちょうど1年経つ。 
" 毎年同じ時期に開催している周年ライブは、1年前の自分たちの成長を比べることができる節目のライブ "と本人も語っているように、昨年1曲だったレフティーでの演奏が、どれだけ進化したかにもぜひ注目したい。

また昨年末に肋骨を骨折したPf真一さんの骨も、周年当日にくっつき復活するとのこと。
※「鼓動」でみんなで手拍子すればすぐくっつくと思う。(わかる人にはわかる)

これらをふまえたうえでの「独想復活祭」なのだ。

独想復活祭のみどころ2

全編を狂想カルテット(Vn.1 / Vn.2 / Va. / Vc.)がサポート。
19周年が狂想カルテットを交えてのライブが初の試みで、今回で3回目カルテットを交えてのライブを行っている。
VnのLisakoさんは、ケイスケさんが歌えない間、四人囃子として活動するメンバーをサポートし、一緒にツアーをまわった頼もしいヴァイオリニストだ。
そしてこの日のためだけに、狂想カルテットのメンバーとして自ら舞台に立った経験のある、飯野和秀さんがカルテットアレンジを担当する。
真一さん曰く、「飯野さんの寝る暇がない」ほどとのことなので、初めてカルテットを交えて演奏する曲もたくさん聴けるのではと期待してしまう。
本編はもちろん、カルテットとの狂演だからこその生演奏SEもとても楽しみである。
主にセットリストを考えている大介さんが、「ある曲がカルテットに映えると思っていれた」というようなニュアンスのことを言っていたので、この日ならではのセットリストにも注目だ。

独想復活祭のみどころ3

忘れちゃいけない周年に欠かせない「みこしーズ」も復活する。
みこしーズが周年イベントに初登場したのは、7周年のとき。
・LACCO TOWER周年イベント=祭り
・祭り=神輿
・神輿=ふんどし
という啓示さんの方程式により集められた、ふんどしが正装の担ぎストだ。
ライブハウスを、ガチの手作り神輿が練り歩くのを初めてみたときの衝撃は忘れられない。
あのback numberの依与吏さんもみこしーズのOBです⟵
同じくかつてみこしーズの一員だったLACCOマネージャーの翔さんもみこしーズとして復活するとかしないとか。。。

独想復活祭のみどころその4

LACCO TOWERには、ラッコ節という曲の一節「ラッコラーッコラコラッコ」をもちいるアンコールがある。
11周年のダブルアンコール。
啓示さんからバンド名の由来について「LACCO TOWERの“LACCO”ってあのラッコのことじゃないから」と一言のあと、登場したのがラッコちゃん(着ぐるみ)である。
このラッコちゃんも久しぶりに周年のリキッドに帰ってくる。
中の人、とみーさんこと俳優の富田大樹さんのキレッキレのダンスにも注目だ。
※私としては、かわいいラッコの着ぐるみとキレッキレのダンスとのギャップにいつもツボります。

ところがどっこいこれだけではない!
なんと来場者にはアニバーサリーブック「10 with LIQUID」の特典が。
リキッドでの周年10年をスタッフとの対談を交えてふりかえる一冊になるんだそう。
LACCOの来場特典といえば、えっ!?これ無料でいいの?というクオリティーでおなじみなので、こちらも期待。

7周年でいただいた来場者特典の団扇と今治タオル


そして今年のリキッドは配信も、映像化もしないと啓示さんが断言していた。昔からのラッ子のあなたも、最近ラッ子になったあなたにも、ぜひ現場で特別な1日を体感してもらいたい。

きっと、未来に繋がりる話も直接彼らから聞けることだろう。

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