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第7回 消費者トラブルに詳しい弁護士の平澤慎一さん(その1)成人年齢引き下げでこれまで未成年者として守られてきた18歳と19歳が悪徳商法の標的に

 2022年4月から、成人年齢が20歳から18歳に引き下げられた。飲酒や喫煙は現行どおり『20歳まで禁止』だが、18歳になると、さまざまな契約が、親の同意なしに結べるようになる。若者の社会参加を促したいと政府は期待しているが、消費者トラブルが増える心配もある。
 そこで、ゲストに消費者トラブルに詳しい弁護士の平澤慎一さんを招きし、話を聞いた。
 未成年者は、親の同意なしに契約を結んだ場合、原則として取り消すことができる「未成年者取消権」に守られているが、成人年齢が引き下げられると、18歳、19歳は大人扱いされることになり、言葉巧みに結ばされてしまった契約を取り消すのは極めて難しい。このため、これまで20歳以上の若者を狙っていた悪徳商法のターゲットが18歳まで下がってきて、18歳、19歳に消費者トラブルが広がる心配がある。
 どんなトラブルがあるのか。そしてトラブルに巻き込まれないようにするにはどうすればいいのか。平澤さんに具体的聞く。

 <プロフィール>平澤慎一(ひらさわ・しんいち)弁護士。1991年東京弁護士会登録。現在、日本弁護士連合会消費者問題対策委員会幹事(消費者教育・ネットワーク部会)。2016 ~2018年度、同委員会成年年齢引下げ問題対応PT座長。クレジット・リース被害対策弁護団所属。

  キャスターは町亞聖&相川浩之。
 「翔べ!ほっとエイジ」はYouTubeと主要Podcast、stand.fmで配信。

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