犬だって防弾チョッキを着る
◆概要
【犬だって防弾チョッキを着る】は「戦闘」に関するアイデア。
◆事例研究
◇事例:映画「ジョン・ウィック:パラベラム」
▶1
本作の主要キャラの1人・ソフィア(女性、30-40代頃?)。
彼女は裏社会に棲む人間だ。元々は殺し屋。いまは犯罪組織の中間管理職といったポジションにいる。
ソフィアはいつも犬を2匹はべらせている。
・Point1:犬種は「ベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノア」。賢くて、しかも強い犬であり、警察犬や軍用犬としても採用されている。
・Point2:ソフィアにとって2匹の犬は、①大切な家族であり、同時に②いざという時には共に戦ってくれる戦友・ボディガードでもあるようだ。
▶2
今回ご注目いただきたいのは、「外出時(特に危険な場所に赴く時?)、ソフィアは犬に防弾チョッキを着せる」という点だ。
犬に防弾チョッキ……。
何とも珍しい光景である。
しかし、よく考えてみればこれは当然の処置なのかもしれぬ。何しろソフィアが棲むのは危険な世界だ。そして彼女は犬を愛している。そりゃ防弾チョッキくらい着せたくなるだろう。
▶3
本作中盤、「悪党どもの手によってソフィアの愛犬が銃撃される」というシーンがある。
バーン!犬はばったり倒れ込む。嗚呼、何てひどいことをするんだ!!
しかし、よかった。防弾チョッキのおかげで犬は無事だ!
……なおこの後、怒り狂ったソフィアと犬2頭が大暴れ、悪党どもを血祭りにあげたことは言うまでもないだろう。
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