#死ぬまでに見たい100台 マクラーレン・ホンダ MP4/5
11月24日(日)ラスベガスGPパブリックビューイングがHondaウエルカムプラザ青山にて開催されました。その会場にてマクラーレン・ホンダ MP4/5が鎮座しておりました。
マクラーレン・ホンダMP4/5は、1989年のF1世界選手権において活躍したフォーミュラ1カーです。このマシンは、前年のMP4/4をベースにしており、新たにホンダが開発した3.5L V10エンジンを搭載しています。設計はニール・オートレイが担当し、アイルトン・セナとアラン・プロストがドライバーとして参戦しました。
MP4/5は16戦中10勝を挙げ、ドライバーズとコンストラクターズのダブルタイトルを獲得しました。この成功は、ホンダのエンジンパワーとマクラーレンのシャシーの組み合わせによるものでしたが、前年の圧倒的な成績を誇ったMP4/4と比較されることが多く、そのため評価が分かれることもありました。
また、このマシンは保守的な開発方針が取られたことでも知られています。特に、フェラーリがセミオートマチックトランスミッションや空力面で革新を進める中で、マクラーレンはエンジンパワーに依存する設計を続けました。それでもなお、MP4/5はその年のF1界において強力な存在感を示し、後世に名車として記憶されています。
難易度★★★☆☆