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#死ぬまでに見たい画家100人の作品 鴻池朋子

東京都現代美術館「日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション」にて鴻池朋子さんの作品が展示してありました。

<展示作品>

鴻池朋子KONOIKE Tomoko皮緞帳Drop curtain of cowhide 2015–16クレヨン、水彩、牛革Crayon, watercolor on cowskin 600×2400cm

鴻池朋子KONOIKE Tomoko第4章 帰還─シリウスの曳航Chapter Four “The Return – Sirius Odyssey” 2004アクリル絵具、墨、雲肌麻紙、木パネルAcrylic, sumi ink on kumohada linen paper mounted on wood panel 220×630×5cm


鴻池朋子は、日本の現代美術界で異彩を放つアーティストです。彼女の作品は絵画、彫刻、アニメーション、手芸など多岐にわたり、人間と自然の境界や現代の神話をテーマにしています。特に「物語る絵画」と称される独自の世界観が特徴で、観る者を深く引き込む力があります。鴻池は、自然や地形を制作に取り入れる「サイトスペシフィック」なアプローチを得意とし、狩猟採集や人間文化の原型を再考することで、芸術の根源的な問い直しを試みています。また、五感を活用した体験型の作品も多く、観客との身体的な対話を重視しています。彼女の作品は単なる視覚的な美しさだけでなく、人間の本能や感覚に訴えかける深いメッセージ性が込められており、その斬新な表現は国内外で高い評価を受けています。

#死ぬまでに見たい画家100人の作品リスト


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