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2024年振り返りと2025年の展望:死ぬまでに見たい画家100人の作品 100人中25人達成

「死ぬまでに見たい画家100人の作品」は2024年9月から初めました。当初は、古今東西のビックネームとも言える画家やアーティストを中心に記載していました。葛飾北斎からバンクシーまでかなりユニークなラインナップでした。

記念すべき一人目はGINZA SIXで見た岡本太郎。

そこから東京藝術大学 藝祭 2024 えん - にて、現役の学生である梅本匡志さんの作品を見ました。そこからはビックネーム以外も見たければ どんどんリストに追加していくことになりました。

そして、東京都現代美術館「日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション」に参加したことで大量にビンゴを消すことが出来て大豊作でした。

100人の名簿の大幅見直し

前述の通り、当初はビッグネームの作品を中心に選んでいましたが、現在は「見たいテーマ」に沿った画家を多めに配置する方針に変えました。「日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション」で多くの作品を鑑賞する中で、「本当に見たい作品とは何か」を深く考えるようになり、心から「見たい」と思う作品を選ぶことが一番しっくりくると気づいたのです。
当初は現代アートやコンテンポラリーアートを多く見ていましたが、素人である私にはその良さが全く理解できないことが多々ありました。有名という理由だけでリストに載せたものの、「一体何を見せられているのだろう」と感じる作品も少なくありませんでした。そこで、原点に立ち返ることにしました。

「見る価値がある」画家

(A)突出した「画力」がある。このレベルは到底素人には描けないと見た瞬間にわかる。
(B)見た瞬間に、心が動かされる「何か」が描けている
このAとBを同時に満たす作品を描いている画家こそが自分にとって「見る価値がある」画家ではないかと仮説を立てました。

2025年見たいテーマ

そして私は「美人画」こそが、今の私にピッタリのテーマであると仮説を立てました。

美人画のレベルは、3段階に分けられます。

レベル1: 見てすぐに「綺麗」「可愛い」と感じる
レベル2:レベル1よりもさらに「綺麗」「可愛い」と感じる
レベル3: 「付き合いたい」と心を奪われる(感情が深く動かされている状態)

美人画が優れているのは、「不気味の谷」現象の存在です。人は感性を持っています。美人画を見て「美しいけど、少し怖い…幽霊みたい」と感じた場合、残念ながらレベル3には到達しません。意図的に幽霊のような画風にする場合もあるでしょうが、私は、レベル3に到達できるような、心を奪われる作品に出会いたいです。

※不気味の谷は、人間が、人間と酷似した物体(ロボット、アニメキャラなど)を見たときに感じる不快感です。完璧ではない類似性に惹かれながらも、どこか違和感を感じるのは、脳が「これ、人間じゃないな…」と認識するからです。わずかなズレが、人間らしさを揺るがしてしまうのです。この微妙なズレが、不快感、嫌悪感を引き起こす不気味の谷なのです。完璧さが人間らしさへの重要な要素であることを示唆する現象と言えるでしょう。

今年の目標と参加イベント

最低でも下記は行く予定です。今年は35人までビンゴを消化を目指してがんばります。

アートフェア東京
アートウィーク東京
東京お台場トリエンナーレ 2025 など

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