#死ぬまでに見たい100台 日産リーフ
日産ヘリテージコレクションにて、外せないエポックメイキングな車が初代日産リーフです。端っこに地味に置かれてました。
初代日産リーフは、2010年12月に発売された世界初の量産型電気自動車(EV)です。このモデルは、ゼロ・エミッションを実現するために開発され、環境に優しい高性能な電動車として注目を集めました。リーフは24kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、最大出力80kW(109PS)の電動モーターを備えています。この組み合わせにより、滑らかで力強い加速性能と静粛性を実現し、当時のJC08モードでの航続距離は200kmでした。
デザイン面では、「スマート・フルディティ」というテーマを掲げ、空力特性を重視した滑らかなボディフォルムを採用しています。また、先進的なITシステムを搭載し、オーナーが車両の状態を遠隔で確認できる機能も提供されました。2012年にはバッテリー容量が増加し、航続距離が228kmに延長され、さらに2015年には30kWhバッテリーが導入されることで300kmまで向上しました。
初代リーフは、その革新的な技術と環境性能により、電動化の先駆けとして大きな影響を与えました。以降も進化を続け、日産の重要なブランド戦略「ニッサン インテリジェント モビリティ」を牽引するモデルとなっています。
難易度★★★☆☆