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#死ぬまでに見たい画家100人の作品 町田久美

東京都現代美術館「日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション」にて町田久美さんの「郵便配達夫」を見てきました。大きな雄鶏に乗った子供が描かれており、幼稚園の制服のような郵便配達員の格好をしています。

町田久美(まちだ・くみ)は、1970年に群馬県高崎市で生まれた日本の現代美術家であり、特に日本画の技法を用いた作品で知られています。彼女は多摩美術大学の絵画科日本画専攻を卒業し、その後、国内外で多くの個展やグループ展を開催しています。
町田の作品は、和紙や墨、胡粉、岩絵具などの伝統的な日本画の素材を使用しながらも、ポップでシュールなキャラクターを描くスタイルが特徴です。彼女の描く線は一見大胆に見えますが、実際には細い線を何度も重ねることで構成されており、その繊細さが作品に力強さを与えています。彼女は2007年に香港で開催されたソヴリン・アジアン・アート・プライズで受賞し、その後も2014年には第24回タカシマヤ美術賞を受賞するなど、評価を受けています。


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