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画像はAIによるイメージです
9人目は、「介護福祉士」の方にお話を伺いました。
ある程度の年令になると多くの方がお世話になる仕事です。いろいろと伺ってみました。

基礎知識:介護福祉士

介護福祉士は、介護の国家資格を持つ専門職です。高齢者や障がい者の日常生活を支援し、食事・入浴・排泄などの身体介護や家事援助を提供。自立を促す見守りや家族への介護指導も役割です。特別養護老人ホームやデイサービス、訪問介護など多様な現場で、チームリーダーとして介護の質向上に貢献します。相談支援から社会参加の促進まで、心身の状態に応じた総合的なケアを行い、利用者の尊厳を支えます。

この仕事を選んだきっかけは何ですか?

祖母が右半身麻痺を患っていたことがきっかけで、介護福祉士という仕事を知りました。

日常的な業務内容はどのようなものですか?


業務はシフト制で行っています。
7:30:朝食の介助、排泄のサポート、入浴介助。
10:00:お茶の時間として水分補給を促します。
昼食後:排泄介助や15時頃の水分補給。
特に体が不自由で自分で飲み物を摂れない方には、水分補給をしっかりサポートすることが重要です。

この仕事で心に残ったエピソード

祖母が他界した際、看取りを経験しました。「そろそろその時が来るのかな」と感じながらも、最後の瞬間まで寄り添うことができたことが心に深く残っています。看取りの場面では、人それぞれの人生があり、それぞれの最期があることを実感しました。この経験は、私にとって特別な思い出です。

この仕事で得られる最も大きな喜びや満足感は何ですか?

この仕事のやりがいは、入居者のお年寄りの訴えや要望にどう応えるかを考えることです。一人ひとりの満足を少しでも満たしてあげたいという思いで取り組んでいます。ただ、まだまだ正解が分からず、自分の未熟さを痛感することも多いです。それでも、そのプロセス自体が成長につながり、大きな喜びと満足感を感じます。

この仕事を目指す人に一言アドバイスをお願いします。

介護福祉士は給料が高い仕事ではありませんが、人との関わりを大切にできる仕事です。お金には代えられない経験が多く、人生経験豊富な方々と触れ合いながら、日々多くのことを学ぶ機会があります。お世話を通じて、自分自身も成長できる仕事だと思います。

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