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58個目の『しつもん』
第五十八日目
昨日は、【時系列を意識する】ということをお話ししました
「列車タイプ」(順番に話をするタイプ)の人は、話しが長くなりがちですので、途中の「中継地点」を押さえていないと、文字通り『脱線』を繰り返してしまいます
文章でも、途中『どこに立ち寄るか?』を決めておくことで、
大きく脱線することを避けられます
今まで何度も、お伝えしてきましたが「自分のタイプ」を知って、その特性に合わせて「思考し」「話しを組み立て」「書いて」いくというのが重要なポイントです
既に説明してきましたが「優位感覚」について知っておくことが、書く事だけでなく、いろんな場面で役に立ちます
(優位感覚とは、大きく分けて「視覚・聴覚・身体感覚」による情報入手のうち、どれに反応しやすいか?というタイプ分析です)
実は、身体の障害が無ければ、ほとんどの人は「視覚優位」なのですが、それは『見た目が9割』と言われる言葉にも現れていますし、昔から
【百聞は一見にしかず】とも言われます
今日は、そんな「視覚」を意識したお話です
今日の『しつもん』は
【図で表すとどんな感じ?】
です
この「しつもん」に対して、言葉で答えるのは不可能です(笑)
なにせ『図で描く』のですから
「文章を書く」というのは【文字】を使うということですが、
書籍の中には『イラスト』が入っている事がありますよね?
図やイラストがあると、一瞬で理解できます
もちろん複雑な「図」であれば、細かな部分を理解するには時間がかかりますが、それでも「文字で説明される」よりも、はるかに速く伝わります
大河ドラマなどで、登場人物が沢山いる場合、複雑な人間関係などを表す
「人物相関図」というのがあります
これがあると、それぞれの関係が良く理解できるので、適切に「図解」するのは、とても大事な事なのです
ところで、あなたが書こうとしている事を「図」で説明する場面はあるでしょうか?
ストーリーであれば、どのような進行になるか、それぞれのエピソードの関係などを「図」にしておくと、話が整理できます
ちなみに、先に説明した「列車タイプ」の人が、図を描こうとすると、話の順番通りに描こうとするので【ぐちゃぐちゃ】になることがあります(笑)
「飛行機タイプ」(飛行機タイプについては、先の記事にて説明しています)であれば、全体図を非常にわかりやすく描くのが得意です
※自分のタイプを知る方法の一つですが、
家からどこかのお店までの地図を描こうとしてみてください
大まかななポイントを押さえながら、全体のバランスを取って上手にスペース内に図を収められる人は、「飛行機タイプ」です
全体を俯瞰するということができているか?
文章を書く時に、全体図を意識しておくこと大事です♪
「列車タイプ」の人も、何度も描きなおして、整えた図が描ければ、話の流れなどもスッキリとするので、時間をかけて整理するには、こんな方法もあるというのを試してみてくださいね~
今日は、ここまで