96個目の『しつもん』
第九十六日目
昨日は、【保留にしていること】についての話でした
留めているということは、
あなたの中で「まだ決めきれていない何か」がある
ということです
先送りにしているのか?
それとも、出すタイミングを計っているのか?
もしかしたら、そんなに大事な部分ではないのかもしれません
ただし、勇気がなくて「一歩が踏み出せていない」のならば
ぜひ、自分で自分の背中を押してあげましょう!!
何かを変えるのには「きっかけ」と「タイミング」が必要です
この文章が、そのきっかけになれれば嬉しいです♪
さて、今日の『しつもん』は
【読み手のことを、どのくらい意識していますか?】
です
今までは、書く事を通して『自分との対話』をすること
そして、
自分とは何か?
自分がどうなりたいか?
自分の表現したい事の本質は何か?
を問う事を意識することをお伝えしてきました
書く事は3つの事にフォーカスをする作業を行き来します
1.書く内容
2.自分自身のこと
3.読んでもらいたい人のこと
ここにきて、また『読み手』のことに意識を向けてみます
書こうとする人が陥りがちな「考える順番」は、上記のように
1.書く内容、2.自分自身のこと、そして3.読む人のこと
本当の順番は、
1.読み手を知る
2.自分と向き合う
3.そこから書く内容を紡ぎ出していく
これを見誤ってはいけません
もちろん、自分自身が書く「日記」であれば、誰のことも何も意識しなくても良いかもしれません
あなたは『作家』になるのです
作家は、書く事で成るのではなく、本を出す事でなるのでもなく、
読む人がいてくれて初めて『作家』となれるのです
だから、たった一人でも『読者』がいる人は【作家】です
よく、「ペルソナ」というマーケティングの用語で語られがちですが、
本当は「誰でもない、たった一人のその人のために」書かれるもので良いと思うのです
他の読者は、それを一緒に観る体験する「オブザーバー」です
目を引くキャッチーな表現も、魅力的なストーリーも、読み手を意識するというよりも「どれだけ自分が注目されるか?」に意識がいってはいないでしょうか?
たったひとりの、「その人」の事を、どれだけ知っているか?
その人が何に悩み、何を感じ、どんな日常を送っていて、
その人の世界はどんなものなのか?
想像するしかありませんが、それでも「そこに寄り添っていきたい」と思うことで、生まれる「なにか」の中にこそ『あなたが書くことの意味』があるのではないでしょうか?
今日は、ここまで
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