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出産育児一時金が増える?

100smileの助産師です。

出産費用にどのくらいかかりましたか?
妊娠中の方は、どのくらいご準備されていますか?

健康保険の加入者には、
出産のときに一時金として42万円支払われます。

任意団体「子どもと家族のための緊急提言プロジェクト」の調査によると、
出産費用を一時金の42万でカバーできていたのは7%だったそうです。

費用が61万円以上だった方は47・3%、
71万円以上だった方も25・7%いました。
特に、東京・神奈川・千葉・埼玉では出産費用が高い傾向がみられます。
(令和4年4月1日~15日インターネット調査)
記事出典:https://www.asahi.com/articles/ASQ4P5HL5Q4PUTFL006.html

令和元年の出産費用全国平均は460,217円、
公的病院433,776円、私的病院481,776円となっていて、年々増加しています。
厚生労働省資料より:https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/000700493.pdf

42万じゃ足りない…
こどもを生み育てるにはお金がかかる…
ふたりめが欲しいけど、経済的に厳しい…

切実な声が挙がっています。

出産費用の負担をへらすため、
自民党「出産費用等の負担軽減を進める議員連盟」は、
出産育児一時金を現在の42万円から40万円台半ばに増額するよう、
5月に岸田首相へ提言する考えを示しました。
記事出典:https://www.asahi.com/articles/ASQ4T6D8SQ4TUTFL017.html

ちなみに、
医療費が高額なアメリカで出産する場合、
自然分娩で100万以上、帝王切開で1泊入院すると1200万円以上かかることがあります。一方で、医療制度が充実しているイギリスでは、妊娠・出産にかかる費用は無料です。
今よりも安心して出産・子育てができる日本になることを願っています。

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