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時間の使い方(子育て編)|笑顔で子どもと過ごすために

もうすぐ冬休み。小学校1年生と幼稚園年長の年子がいる共働き世帯である我が家での時間の使い方『子育て編』について、今回は綴っていきたいと思います。


■子育て、お疲れ様です。

毎日子育て本当にお疲れ様です。共働き家庭が多くなり、仕事に家事に育児に…毎日目が回るような日々をお過ごしの方も多いのではないでしょうか。

かく言う私も共働き家庭です。

<構成>
私|37歳。株式会社minittsの代表取締役。
夫|50歳。株式会社minittsの取締役。建築士。
娘|小学校1年生。
息子|幼稚園年長。脳性麻痺で身体障害者手帳4級。

よくママさんたちに「年子!?大変ですね!」と言われますが、私も夫も子育てでイライラや大変だったという記憶が殆ど無いんです。

夫に「子ども達のこと溺愛してるよね~」って笑われるぐらい、毎日子ども達を愛でております。そんな私たちが普段実践している子どもたちと過ごす中でのかかわり方をご紹介したいと思います。


■子どもアルアル!

10歳ぐらいまでのお子様がいらっしゃるご家庭で、こういうシーンってよくありませんか?

①「はよパンツ履けー!」
お風呂あがり、子どもってパンツ履かずに遊び出しません?毎日「せめてパンツだけでもなんとか…!」って10回ぐらい言ってる気がする・・!笑


②「トイレに行けww」
なんで子どもってギリギリに行くんですかね…。もじもじしながら楽しそうに喋ってるんですけどね。流すのを忘れて出てくるのも日常茶飯事ですよね…。


③「前後ろ逆…笑」
本人は頑張って着替えてるんですよね。一生懸命やから、言いにくさ倍増…!前と後ろの2択やから確率50%のはずなんですけどね…狙ったように95%ぐらいの確率で前後ろ逆に着てるんですよね…。

さあ、こんな愉快で愛おしい、でもちょっと手間のかかる子どもたち。決してイライラせずに子どもたちと一緒に楽しい時間を過ごす、我が家の声掛けをご紹介です~!


■子どものテンションを上げる声掛け

まだ小さな子どもって、長い言葉も理解できないし、その理由も意味も分かっていないことも多いんです。子どもに対して早くしてほしい~と思うような忙しい毎日だからこそ、声掛けのコツは「短く」「ワクワク」です!

①「お先っ!」

スーパーでの買い物中や、玄関で靴を履く時、外出時にトイレを促す時。

私「もうそろそろ行くよ~」
子「・・・(違うことしてる)」
私「おっさっきっ♪(←超笑顔で超楽しそうに言うのがコツ)」
子「え―――――!ずるい!行く―――!」


②「集合っ!」

車が多くて危ない道の時。ショッピングモール等で次の行動を相談する時。

私「人が多いからもう少し近くにおいで~」
子「・・・(広がって歩く)」
私「はい、そこ!集合っ!ピピっ!」
子「集合っ!(集まる)」
※学校や幼稚園で使われている集まる掛け声が最も効果的です。反射的に集合しちゃうやつ。


③「10秒!」

オモチャの片付けや学校の時間割準備をしてほしい時。

私「オモチャ片付けてよ~時間割準備してよ~」
子「・・・(まだ遊んでる)」
私「ああああああ―――――!!!!(大きい声)」
子「ええぇえ、ママどうしたん!」
私「はっじまるよ~!10秒!9!8!7…」
子「ギャー―――!!(と言って片付ける)」


④「ないしょやでぇ…」

お風呂あがりに服を着て欲しい時。歯磨きの仕上げみがきしたい時。

私「パジャマ着てよ~歯磨きするよ~」
子「・・・(裸でウロウロ)」
私「パパにはないしょで、こっそり全部終わらして「ドヤァァ」ってやろうや…(ヒソヒソ)」
子「やるやるやるやる!(ヒソヒソしながら素早く終わらせる)」
夫「・・どうしたん?」
子「もう全部終わってるで―――ドヤァァァア!」


⑤「いただきっ」

色んな料理を食べてほしい時。上着や帽子を着用しない時。

私「全部食べるんやで~」
子「・・・(食べないものがある)」
私「いただきっ♪(超素早く本当に食べちゃう)」
子「・・・!!!」
私「こんなに美味しいのに…♬もぐもぐ。」
子「・・・一口食べてみたかったのに…」
私「あー残念。ママ食べちゃった。次回ね~。(次回本当に食べるようになる)」
※上着とか帽子は子ども用をママやパパが「いただきっ♪」って着用して子どもに笑われるという自虐行為も…!笑


⑥「Time to go home!」

公園や幼稚園から帰る時。

私「帰るよ~」
子「・・・(遊んでる)」
私「Hey, guys! Time to go home !」
子「…!オ――――ケ―――――!!!」
※他の人には分からないような、子どもと示し合わせた合言葉を決めておくと、秘密の暗号みたいで喜んで聞いてくれる。


■子どもに「please」と「thank you」を促す時

子どもの行動を促す以外にも、「please(お願い)」や「thank you(感謝)」を人に言葉で伝えるという練習もとっても大切です。普段から使っている言葉は、大人になっても言えるから。今のうちに沢山練習しておきましょう!

①What do you say?

お店のレジの店員さんや、誰かに何かを貰った時。

私「what do you say?」
子「…!ありがとう。」
※日本語で「ありがとうは?」と言うと「言わされた」感じが否めないのですが、英語で「what do you say?(なんて言うんだっけ?)」は非常に使いやすく優しい伝え方になります。


②手を離さない

何かを取ってほしいとお願いされたとき。

子「お箸とって~」
私「はい、どうぞ。」
子「・・・(取ろうとする)」
私「・・・(笑顔でお箸を離さず強く握る)」
子「・・!ありがとう。」
私「My pleasure♬(どういたしまして)」
※英語で「どういたしまして」は"You are welcome" や"My pleasure"。"My pleasure" は「あなたを手伝うことができて私も嬉しいです」というニュアンスが含まれます。ぜひ使ってみてください。


③「へぇ~…」

単語だけで何かを伝えてきたとき。

子「お水~」
私「へぇ~…。」
子「…!お水が飲みたいからお水入れて~!」
私「了解っ!」
※単語だけで会話が出来てしまうのが日本語。意味が分かっていても、単語だけでは返事せず、きちんと正しい日本語を文章で話せるように練習。そうじゃないと、大人になって「おい、お茶」って言う人間になってしまうかも…。

■きょうだい喧嘩も怪我もウエルカム!

いろんな工夫を大人が頑張っていても、本当に些細なことで子どもたちがきょうだい喧嘩をし始めることもあります。

この記事にもあるように、きょうだい喧嘩は家庭でコミュニケーションや言葉の伝え方、相手の気持ちを考える練習ができるチャンスでもあります。家族で練習して失敗して泣いて怒って、何度も試行錯誤したらいいと私は思っているので、少し時間がかかっても、すぐに仲裁には入りません。

暫くしてから「どうやって解決しようか?」と一緒に考える。それぞれ、自分の気持ちを吐き出して、感情を言葉にして、解決策を見つける。素晴らしい経験ではないでしょうか?

家の中のあらゆる危険を排除する家づくり(段差をなくす、角を無くして丸くするなど)をされることもありますが、私は怪我も家の中でした方が良いと思うんです。

危険予測や怪我への耐性、怪我した後の応急処置など、親が見ていない所で初めてを体験するより、家の中で親が見ている時に体験しておいた方が安心です。だから、我が家は段差だらけの家だし、吹き抜けの2階から綱引きのロープを垂らして、2階からロープで降りてこれるようにしてるんですよ…危険!笑

家の中でターザンみたいにして遊べちゃう。


公園に行けないような天気の時でも、家で体力を使ってしっかり遊んでくれれば、大人も温かい部屋で少しゆっくりできるかもしれません。間もなく始まる冬休み、ぜひ適切な声掛けと子どもを見守る姿勢で、大人もゆったりと時間をつくれたらいいですね。



時間の使い方(子育て編)
|笑顔で子どもと過ごすために|
でした!

株式会社minitts
代表取締役 中村朱美

Thanks!!

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