はりきょんブレンド


中南米の豆を主としたブレンド。すっきりした装いの中で甘さやコクが広がり、コーヒーの個性を感じられる一品です。
ちなみにきょんさんはペルーのチャンチャマイヨがお気に入り。華やかな香りと甘味が持ち味で、なにより名前が可愛らしい。

今回、結婚式の列席者にオリジナルブレンドを振る舞おうという名目で、新郎新婦によるブレンド豆の選定を行いました。そして佰荳屋店主わさびさん全面協力のもと、ドリップバッグの作成、さらには使用する一部の豆の焙煎まで行いました!

焙煎は金曜日の夜、仕事を終えたその足で佰荳屋へ。わさびさんがお出迎え。
はじめに出来上がりまでの流れ、焙煎機の仕組みについてレクチャー。興味深く聞き入っています。
生豆を投入!温度の変化具合に注意を払いつつ、作業を進めます。
気圧もチェック指標のひとつ。わさびさんのサポートもいただきながら、ガス圧や排気を繊細に調整。
中盤、店内そして店外にも良い香りが漂いはじめます!(文字や写真では十分にお伝えできないのがもどかしい......)
火力を一気に上げて大詰め。豆の色、機内から聴こえるパチパチというハゼの音から、焙煎の進み具合を慎重に見定めます。風味を決める大事な工程。
ここだ!と思ったタイミングで煎り止め、粗熱をとります。
ついにミッションコンプリート!私たちが焙煎しました、の写真です笑
せっかくなので、できあがった豆をその場でドリップ。焙煎したての豆は蒸らした時によく膨らみ、香りが強く出ます。
最後に焙煎した豆をブレンド。少し日を置くと風味が変わるので、お配りする日にはどんな味になっているか?ドキドキです

焙煎から試飲まで、まさに五感で楽しめる体験。時間の流れがあっという間に感じられました。わさびさん、夜遅くまでご協力いただき、ありがとうございました:)


以上、イラスト・写真選定・焙煎体験レポート:はりきょんのお二人でした!

そして焙煎体験おつかれさまでした。はりきょんブレンドは一般的なブレンドの配合比よりも少し特徴的なところがあります。ブレンドを試行錯誤するなかで「Aのほうが飲みやすいけどBのほうがおもしろいかな」というやりとりがあり、Bに最終決定したという経緯もあり、お二人らしいブレンドに仕上がったのではないかと思います。お二人が楽しくああでもないこうでもないとブレンド試作を楽しんでいるところを想像しながら飲めば、よりいっそう幸せな一杯になるのではないでしょうか。

このたびはご結婚おめでとうございます。お幸せに!おめでたいことに関わらせてもらえて豆屋冥利につきます。

京都焙煎佰荳屋
店主 新本哲也(わさび)


披露宴のお土産:はりきょんブレンドのドリップバッグ
パッケージデザインは新婦さんによるもの



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