![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/89635979/rectangle_large_type_2_d648ad77005a4eaa5a1ba7d56d9533b2.jpeg?width=1200)
恐竜ごっこを5日連続やって気づいたこと【息子への寄り添い方】
先週は5日連続で小学1年生の息子(+4歳娘)といっしょに、恐竜ごっこをやりました。
恐竜ごっこ4日目の「カンフー・パンダ事件」を通して、気づき(反省)がありました。そこを中心にお伝えします。
ーーーーーーーーーーーー
僕は家庭連合(旧統一教会)の会員です。
小1の息子、年中の娘がいます。
家庭連合の理念を踏まえて、
夫婦関係では「性差を最大限尊重し、妻を特別視する」
子育てでは「子どもの神的価値を尊重する」
を軸にして生活してます。
ーーーーーーーーーーーー
子どもの願いに、具体的に寄り添う
5日間の恐竜ごっこをざっくり紹介すると、
1,2,3日目は息子が泣いて終わった
4日目は恐竜遊び(恐竜のおもちゃで一緒に遊ぶ)からはじまり、途中で泣いた
5日目は恐竜ごっこにたぶん満足してた
1,2,3日目に息子が泣いて終わっていたのは、息子が願うような恐竜ごっこじゃなかったから。
4日目に気づきがありました。5日目はだいぶ反省して取り組みました。
恐竜にくわしい息子
僕が演じる具体的な恐竜は、息子によって提示されます。
5日間に息子が僕に提示してきた恐竜を紹介すると、
アロサウルス
メガロサウルス
スピノサウルス
オルニトレステス
プラテオサウルス
マメンチサウルス
ディプロドクス
スーパーサウルス
カムラサウルス
ブラキオサウルス
アルゼンチノサウルス
ステゴサウルス
イグアノドン
パキケファロサウルス
アンキロサウルス
トリケラトプス
プロトケラトプス
ベロキラプトル
以上は僕の記憶をたどり、息子の図鑑で調べました。恐竜なのかさえ、よくわからない名前もありますよね。。
息子はこの恐竜たちの名前と特徴をほぼ覚えています。
![](https://assets.st-note.com/img/1666552840479-14PRdMtPi4.jpg?width=1200)
これだけの知識を持っているので、適当な恐竜ごっこではダメなんです。
2日目に、息子に言われたことが印象的でした。
「草食の恐竜はだいたい4本足で歩くから、2本足でウロウロしない」
「草食の大型恐竜にはしっぽ攻撃をするのもいるけど、しないのもいる」
3日目に、息子は僕にプラテオサウルス役を提示してきました。
プラテオサウルスは草食ですが、2本足の恐竜です。
僕が草食恐竜なのに2本足でウロウロするのを見かねて、2足歩行の草食恐竜を僕に振ってきた・・
・・小学一年生なりの配慮だったのかな?(真相は不明)
しかし結局3日目も、息子が泣いて終わってしまいました。
カンフー・パンダ事件
3日間の恐竜ごっこが思うようにいかなかったからか、4日目は恐竜のおもちゃで一緒に遊ぶことになりました。
わが家では、「息子の恐竜」と「娘のシルバニアファミリー」が共存しています。
3人で恐竜・シルバニア遊びをやっていましたが、またしても息子が怒って、泣きだしました。
理由は、僕がシルバニアファミリーにいたパンダを「カンフー・パンダ」にみたてて、恐竜たちを倒しまくってしまったからです。
![](https://assets.st-note.com/img/1666552006939-0uKAlffTQq.jpg?width=1200)
息子は「カンフー・パンダじゃない!」と怒って、泣き出しました。
この件を通して、僕はやっと悟りました。
①息子がイメージする恐竜遊びがある
②僕は息子のイメージ(願い)に配慮せずに、恐竜遊びをやっていた
そのあと、罪滅ぼしに少しだけ恐竜ごっこをやってその日は終わりました。
まず、息子の知性に寄り添った
5日目は、これまでの反省を生かしました。
5日目の役柄は僕も息子も草食恐竜。しかし、息子の草食恐竜のほうが大きい。
なので、「戦うと大きい方(息子)が勝つ」という構図です。
(草食恐竜どおしは戦わないように思いますが、そこはあまり突っ込まずに)
さらに、役柄がポンポン変わり、僕が聞いたことのない名前の恐竜が登場するときは、図鑑でどんな恐竜なのかを一緒に確認しました。
たとえば、
首がとても長い恐竜(マメンチサウルス)のときは首が長いことを理由に、僕は息子を攻撃
前足が長い恐竜(ブラキオサウルス)のときは前足が長いことを理由に、僕は息子を攻撃
こういう恐竜の特徴を生かした攻撃を、息子はとても受けいれていました。
攻撃は最終的に、だいたい「こちょこちょ攻撃」にもっていくと、息子はとても喜びます。(娘は過度なこちょこちょを嫌がりますが)
まとめ
小学1年生の息子と5日間連続で恐竜ごっこをやって感じたこと(反省点)を紹介しました。
一言でいえば、「息子が恐竜ごっこに何を期待するのかを理解して、それに応えてあげる」ことです。
これは子どもとの遊び全般で、言えることなんだろうなと思います。
(その後、恐竜ごっこは7日連続でやっていますが、6,7日目は息子が泣くことなく楽しんでやれています)
家庭連合の理念に基づく子育てでは「子どもの神的価値を尊重する」ことを軸にすると僕は理解しています。
発達心理学的にいえば、「子どもの発達段階を理解して、その時々の子どもの発達に寄り添う」ことです。
別の言い方をすると「子どもの知情意に寄り添う」ことかなと、今回の件を通して思いました。
今回の「恐竜ごっこ」でいえば、
息子の「知」に寄り添う
=恐竜の特徴を生かして遊びたい
息子の「情」に寄り添う
=恐竜ごっこで一緒に楽しみたい
息子の「意」に寄り添う
=四足歩行の草食恐竜(パパ)の背中に飛び乗ったり、じゃれ合いたい
息子自身は、自分が知的、情的、意的に何を望んでいるのかを自分で表現できないので、一緒にやりながら、親が悟っていく必要があるかと思います。
また、人間の気持ちや思いは「生もの」です。目の前の息子の気持ちをおろそかにして経験則に頼りすぎると、失敗することもありますね。
これは、夫婦関係でも同じ(というか、夫婦関係で悟ったこと)です。
子どもが心から喜べる遊びを一緒にできると、親もとても嬉しいです。いつも思いますが、子育ての喜びは社会では経験できないとても貴重な体験ですね。