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漢字テスト前夜に小3息子が泣き出した件

漢字のテストの前夜、息子が泣き出しました。

漢字のテストがあると聞いたので、「だったら、テスト勉強したほうがいいんじゃないか!」と僕は息子に伝えました。

しばらく息子は本を読んだり、テレビを見たりしてましたが、20時過ぎからテスト勉強を始めました。すると10分もしないうちに泣き出しました。

息子いわく「楽しくない」と。

息子の学習スタイル


息子は小学3年生。成績はたぶん良いほうです。
僕の3年生の頃と比べても、息子のほうが頭良いと思います。

3年生の算数はだいたいできるし、社会に至っては47都道府県をすべて覚えているだけでなく、各都道府県の大まかな特徴(特産物とか)も把握しています。

他にも、惑星の基本的なこと(金星が超暑い、木星以降はガスで大きいなど)、世界遺産についてもまあまあ知ってます。恐竜の知識に至っては、僕はまったく太刀打ちできません。

図鑑(小学館のneo、ざんねんないきもの事典とか)もよく読んでるので、いろいろ知ってます。

これまでの息子を見ていて、「遊びの延長で学習しているな」とは思ってました。

前夜のテスト勉強は、もちろん楽しくない。「そりゃ、当たり前でしょ」と思いつつも、泣き出す息子を見ながら、いろいろ思いました。

テストの点数は大事じゃないけど


僕の価値観として、テストの点数を重視していません。テストでいい点を取っても、人間としていい点を取っていることとは全く関係ありません。

学校のテストはあくまでも、現代社会の学校制度の中での評価システムというだけのもの。そんなテストでいい点取るよりも、今の「遊びたい気持ち」を大事にしてくれたらいいよ。僕はそうなふうに思ってます。

今の「遊びたい気持ち」を優先させて、のびのびいきいき生活してくれたほうが、人間としての土台をしっかり形成できる、と考えています。

僕がこういう考えに確信を持っているのは、統一思想の人間観によります。(人間は本質的に情的存在)。

児童精神科医の佐々木正美先生は「子どもが今を犠牲にして忍耐できるようになるのは、小学校高学年くらいから」とも言われていました。

テスト勉強が楽しくない、と泣き出した息子に対して、僕は「じゃあ、もういいから、一緒にお風呂に入ろう」と伝えて、お風呂→就寝となりました。

小学高学年になれば、勉強がもっと難しくなるだろうから、多少嫌でも勉強しないとついていけなくなるかもしれない。

そのとき、息子はどう振る舞い、僕はどう対応するのかな〜。

しかし、息子がテスト勉強をこれまでやってこなかったのは驚きでした(小3まではそんなもん?)。僕が子どもの頃は厳しい教育ママの下、テスト勉強は“やらねばならない・やるしかない”ものだった気がするけど笑。


〜補足〜

普段から子どもの「今の気持ち」を尊重していると、子どもは過度な要求をしてきません。これも、児童精神科医の佐々木先生の教えの通りです。

息子はタブレットで初歩的なゲームを多少やったりしますが、今のところ、そういうゲームにのめり込む雰囲気はありません。

子どもの遊びたい気持ちを優先させてあげる、という時の「遊び」とは、創作やごっこ遊びなど、どちらかというと「健全な遊び」を指してます。

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