小学校卒業
●こどもの小学校卒業。昼間はお陰様で雨が降りそうで降らないままで助かった。
○式典自体はシンプル。淡々と名前が呼ばれていくだけだが、この体育館で行われたかつての入学式を思い出す。
○あの頃のあの子はあんなに小さかったのに、あんなに幼かったのに今は立派になった。堂々とした振る舞いができるようになっている。そういう変化を他人の子だからこそ感じてしまう。
このまま中学も同じ子たちが大半だけれど、それでもここでお別れになってしまう子もいて、そんな子たちを見つけると胸が締め付けられる気持ちになる。
●あまりに儀礼の多いいわゆる日本式の卒業式とは違って、シンプルだけどもそれでいて感慨深い式が終わると、校庭で先生たちにお礼する場面を有志の方たちがつくってくれて、またそこではもう少し儀式的ではない一人一人の別れの時間。
○親たちも(わたしも)いろんな親子に会って話をする。そういえば、この間幼稚園の卒園式で一緒だったり、一年生の夏祭りでわたしに懐いてよじ登ってきたこどもたちが、かなり大きくなっている。
初めての授業参観で見た金色の色鉛筆ばかり使う子も、別の中学校に行ってしまうから手紙を書くねと言ってくれたり、ポケモンを通じて一年生のときに仲良くなった友達もたくさんいて、ポケモンごっこと言いながらただ連なって散歩するだけみたいな休み時間を過ごしてたんだよなあとか、思い出していた。
◎そうだ、4年から6年の三年間はコロナの期間で思えば小学生時代の半分はまともじゃなかった。
普通の小学校生活もさせてあげられなかった。行くはずの旅行もいけなかった。それでも、毎日を彼らはコツコツと自分の好きなことを伸ばして、それぞれに成長していったんだなあと思うと本当に感慨深い。
●わたしは午後から美容室に行って、髪を切ってもらう。それでまた少しスッキリする。
●新しいことをはじめたり、次に進んだりするのにはいい時期なんだと思う。