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童話「好本静とカメ」にありそうなこと

運動クラブ、私が尊敬してやまないwebライター兼動画クリエイターです。

私は彼の制作物が大好きで、このアカウントの記事は彼の影響をメチャクチャに受けています。

そんな彼がつい最近、こんな動画を投稿していました。

「もしも『ウサギとカメ』のカメが亀モチーフのポケモンだったら」という奇想天外な題材を取り扱っており、未知の題材が大好きな私は思わず感動してしまいました。

そして、私は考えてしまったのです。
「もしも『ウサギとカメ』のウサギが好本静だったら」というifストーリーを。

なぜ、ウサギの代役が好本静なのかというと、彼女は作中においてウサギと関連付けられることが多く(例:2巻の楠莉加入回でウサギの耳が生える)代役として適切だと考えたからです。

なお、本誌の方にはもう一人代役に適切なキャラがいるのですが、そちらはまだ単行本勢が存在を知らないと思われるので、ネタバレ対策として記事の後半で取り上げます。

あと、「ヤクさんをカメにするのもアリではないか」という意見もありますが、あきらかに兎よりも早く移動できそうな気がするので今回は検証を省略させてもらいます。8歳の身体はさすがにズルすぎます。


童話『好本静とカメ』にありそうなこと

1:カメが煽るしマッチメイクもする

まず、ウサギとカメはウサギがカメに「オマエは世界一のノロマだ」とエグい挑発をするところから始まります。

では、好本静はカメを挑発するでしょうか。

正直、する可能性はほとんどないと思います。

まず、好本静はそこまで好戦的ではありません。
そして、カメをノロマだと断定できるだけの思い上がりも存在しないと思われます

しかし、これでは話が成り立たないので、カメに挑発してもらいましょう。
下手に挑発しすぎると恋太郎に制裁されかねないので、カメにはある程度の礼節と挑発を両立する高等なテクニックが求められます。

お茶菓子と共に「私、あなたより速い自信があるのですが、いっしょに徒競走してみませんか?」と煽りつつ提案しましょう。
心優しい静ちゃんなら、『「おう、俺をなめると痛い目みるぜ」「カメ」さん』と言って応じてくれることでしょう

2:好本静は徒競走の最中に絶対に眠らない

次に考えられる事態として、亀にとって勝利の鍵となる相手の睡眠イベントが絶対におこらないことです。

好本静VSカメですが、睡眠を取る余裕はあまりない勝負になることが予想されます。

リクガメの時速は0.32km(空想科学読本調べ)なのに対し好本静が属する人類は徒歩でも時速4kmは出ます。

一見すると好本静が圧勝しそうですが、思い出してください。
好本静はかなり小柄で歩幅も低く、運動能力も低めであることに。

体力のことを考慮すると、好本静の歩みは徒歩か競歩と呼べる形態に限定されるでしょうし、小高い丘がゴールとなるとかなり体力も削られるでしょう。

そんなレースにおいて、好本静が寝るでしょうか?

よって、原典では通用していたカメの勝ち筋はここでは使えなくなります。

相手がタマなら、ネコの修正でお昼寝する可能性があったり、騎士華なら動物の親子を見てトロトロスイッチが入ったりと別の勝ち筋があるのですが、相手は好本静です。

わりとガチな真剣勝負を繰り広げた末にカメが負ける展開しか見えません。

「真剣勝負は素晴らしい」という須藤育が喜びそうな教訓が得られる童話になりそうです。

童話『28人目の彼女とカメ』にありそうなこと

では最後に、『宇佐美椎奈とカメ』について話していきたいと思います

まずこの話のはじまりですが、うさちゃんが少しでもカメと長くいっしょにいるための大義名分として徒競走を提案するところから始まります。

カメは「ここで食い下がったら自分が世界最遅だと認めるようなもんだ!」という変な意地のもと、徒競走に参加します。

そして徒競走自体、ある意味接戦となるでしょう。

宇佐美椎奈ですが、走力自体はかなり高く、なんとあの愛城恋太郎ですから追い付けない速度で走ることができます。
木雷杉町アスリート軍団戦の時にいれば、間違いなくチームの勝利に貢献していたことでしょう。

しかし、彼女には「孤独を異常なまでに嫌う」という致命的な弱点があり、2人しか選手がいないこの徒競走ではカメと伴走する以外の選択肢しかありません。

勝敗に関してですが、「カメが自分のそばになるべく長くいてくれる方」の勝敗になるよう宇佐美椎奈が調整することで決まります。

一見すると、うさちゃんのワンサイドゲームですが、実際はカメのワンサイドゲームです。

なぜなら、カメの発言次第で勝敗結果をそうさすることができるからです。

「ワイ、勝負事で負けると、10日はへこんで家にひこもるんや」とカメが言えばうさちゃんは勝ちを譲ってくれるでしょうし、「ボクは勝つまで何度でも強い根性と努力で挑むよ!」なんていった日には一生勝たせてもらえないでしょう。

あまりにも原典からかけ離れすぎた話になってしまいますが、この話から得れる教訓としては『人付き合いでは相手が喜ぶ対応をしよう』ということになります


まとめ


以上、ブレドランでした。
1年間に3回転職した末に起業したガッツは素晴らしいと思います。

記事は以上です。
ありがとうございました。



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