91 経営の神様・稲盛和夫氏のフィロソフィーを学んで会社経営の礎を構築する。
91 稲盛和夫氏のフィロソフィーが血肉になった
「機関紙マラソン」で書いた内容をnoteする。志の経営。困難を乗り越えるのに為になったフィロソフィーからの学び。
< 第一回 物事を始めるということ:まとめ >
1.「勢い」と「動機付け」 2.「見えてくる」まで考え抜く 3. 既成概念にとらわれない
1. 「勢い」と「動機付け」
物事を始めるには大変勢いがいる。巻き込む必要性。方法。偶然性。
動機付け・意義づけ。動機づけを自分だけでなく広くつなげる。自分を欺す、その気にさせる。格調高い動機づけ、意義付け。
2.「見えてくる」まで考え抜く
ことを始めるには、あたかも今その状況になっているかのようなくらい「見える」まで考え抜く。
まだやってもいないのに成功するという確信がわく。
そこまで言って物事を始めるのが大事で、そうすれば失敗の確立は大変少なくなる。
3. 既成概念にとらわれない虚心坦懐 無色
歩きながら、やりながら次々と鮮明なイメージがわいてくる、既成概念を持たない。見えてないけれどもしなければならない場合は空である。すると知恵によって助けられ、取捨選択をしていけばいい。
それはゴールがなく常に進歩、プロセス自身が進歩ということです。
<気づき・感想>
経営資源を使って何かできないか”種”を常に探している。アイデアは多いほうがよいだろう、先へ先へ次から次へ「どんな風に展開しようか、どれくらいの収益があがりそうか、それは新しいのか」、どんどん広がっていく。気が付いたのは、”拡がりすぎて、結局表面しか見えていないのでは・・・”ということ。「ああやればできるな、こうすればいいかも」など、方法論で「見えている」とおもってしまい、満足してしまう。確かに「見えている」でも、「見えてくる」には”集中”が大事なのではないか。成功するという確信をまずは自ら意義付け、信じて、皆を巻き込むアクションを起こす。それをするために「集中のための取捨選択」をするのが今の自分に必要だと思った。
何かを始めるとき、何かを変えるとき市場のニーズや会社の財務・人の配置・今やるかどうかの”チャンスへの投機”まで考えるのが私の仕事だと思っている。歩きながら、やりながら、とどまることなく一生懸命考えること。私なりに小さい歩みだけれど、これらを念頭に25年間やってきた。失敗ができない決断が仕事の今、小さくまとまる自分に辟易している。成功したときの”ルーティーン”というか”やり方”に戻ってしまうからだ。考え方の癖が鮮明なイメージを沸かせてくれないと感じる。考え方の癖を融解させるには、いろいろな人たちの意見や考えを聞くことだと思う。虚心坦懐:先入観を持たず、広く平らな心。また、そうした心で物事に臨む態度。= 自分辞書に加える。
◇宿題◇
「無心の心が人を動かす」:人を動かすには? 経営12か条は、機関紙1回目では7条までだった。どのようなときの流れを得て12か条になるのかとても興味深い。
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