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統合失調症体験記 No.2 入院までの壮絶な日々
今回は、前回からの続き、入院までの壮絶な日々を書き連ねようと思います。
ついに出勤ができなくなった日
家や仕事場、車の中までも監視がされている状況だという妄想の中、自分の心の声が監視しているものに届いているという妄想に取り憑かれます。
自分にとって嫌な言葉をたくさんかけられ、会社を早退。出勤ができなくなりました。
そこから、全世界に自分の心の声が聞こえていると思い込みます。会社の人もその事情を知っているものだと思い「外に出れないから自宅で仕事をさせてほしい」ということをオブラートに包んで伝えました。そのこともあり、後日になりますが会社は退職をすることになりました。
先輩が死んで会いに来た
もう監視をやめてほしい。ということを自分の部屋で監視している責任者に伝えましたが思いも寄らない展開になっていきます。
これは、私にサプライズするためにみんなで計画したことなのに期待を裏切るのか。と責め立てられます。そのみんなの中にはパワハラを行ってきた上司達も含まれていました。
そこで、ある事実を知ります。仲の良かった先輩が私のせいで自殺した。というものです。
ついに霊になった先輩までもがでてきます。実はずっと見守っていたというものだったのですが、私は恐怖で動けなくなり、成仏してほしいと朝まで叫び続けました。
朝になると少し落ち着いたのか先輩の安否を確かめるため各所に連絡を取りました。今考えるとみんな私の言動に驚いていたように思います。
みんなが人質にとられている
お祓いも兼ねて神社に行こうということになりますが、急遽ショッピングセンターに買い物に行きたいといい予定変更になります。
その時の監視者は好きな芸能人から以前勤めていた会社の上司に変わっていました。
死んだ先輩は私を守るための霊に変わっていました。
その上司が好きな芸能人を人質にとっている。私の行動次第で殺されるかどうかが変わる。
あまり覚えていませんが変な行動をとっていたことは少し記憶にあります。
また、周りの人は私の声が聞こえていて人質がどこで取られているか教えてくれて助けようとしてくれる。警察に行かなければならないと思い込みます。
なんとか帰宅しましたが、自宅にその監視者が襲ってくると思い、近くのお店に裸足で駆け込み警察を呼んでもらいました。
しかし、心の声が聞こえていると思っているので笑いながら話してしまい警察も私がおかしいことに気付いてくれました。警察の方には本当に申し訳ないことをしたと思っています。
両親が迎えに来てくれ、家に戻りました。
そこから、自分は卑弥呼や徳川家康の生まれ変わりだと思ったり53歳で死ぬまで天寿を全うしなければいけないと思ったり様々な妄想に取り憑かれました。ここらへんは追々どこかでかける時がきたら書こうと思います。
殺人犯が家の中にいる
ここからのことは症状が酷かったのもあり、断片的な記憶になります。
いろんな人の罵声が聞こえてきたと思ったら友達が助けてくれてたり、先祖が助けてくれたり。
殺人犯が家にいるので家から逃げようと何度もしたり。
自分の心の声が全世界に聞こえてしまうので聞こえても大丈夫なことを考えるようにしないとと思い、眠れなくなったり。
病院に連れて行ってくれ!と何度も懇願し、ここまできてやっと病院へつれていってもらうことになりました。
引き続き、読んでいただいた方ありがとうございます。
書いている自分も訳がわからなくなるような内容です。
次は、診察から入院までのことを綴っていきます。