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統合失調症体験記 No.3 奇跡のMRI

今回は、入院までのことを書いていきます。

突如、我に戻ったMRI

病院まで車で移動する間も妄想は続き、車に爆弾がしかけられているので途中で車を飛び降りて逃げないといけないという妄想に駆られます。
察した母が鍵を開けられないようにチャイルドロックをかけてくれたのでなんとか無事着くことができました。
先生と会話をしたことは覚えていますが内容はあまり覚えていません。
しかし、その後にMRI検査を受けた時状況が変わりました。検査中、MRI特有のボンボンボンという音を受けるうちに我に返り、すべて妄想だったことに気づいたのです。
ただ、やはり時間が立つとまだ妄想にはつかったまま…病院にいれば守られる。悪いやつはやってこない。と思っていたことを覚えています。
そこで、即入院をすることになりました。

裏切りのピザトースト

唯一覚えている先生との会話は、病院食についてでした。入院するにあたり先生からの説明があり、白いご飯が苦手なことを伝えると
「うちの病院食は麺とか味のついたご飯が多いから大丈夫だよ!今入院したらちょうどお昼ご飯の時間なんだけど、今日はピザトーストだったはずだよ!」
意識朦朧としながら朧気にピザトーストにワクワクしたのを覚えています。
しかし、実際のお昼ご飯はというと…

白飯!!!!!!

ピザトーストどこからきた!?!?でも、ご飯は美味しかったです。
そう、主治医の先生天然なんです。でも、話は聞いてくれるしアドバイスもたくさんくれる優しい先生です。

今回は、ここまで…入院中に取り憑かれた妄想とどうやって向き合ったか。また、入院中のエピソードなどを紹介していきたいと思います。

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