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統合失調症体験記 No.1 苦しんだ数カ月、発症のはじまり

数年前は、ただひたすら日々のことや大好きなインテリアや映画のことを綴っていたこのnote

統合失調症を発症して変わった世界を少しずつ不慣れながら残していこうと思います。


自己紹介

30代♀
建築関係のお仕事を新卒から続け、夢だった仕事に就くも統合失調症を発症し、精神病棟に入院。
回復をし就労移行の通所を経て障害者雇用にて就職。

発症までの流れ

パワハラ気質のハウスメーカーでインテリアコーディネーターの仕事をしていた際に実際にはなかった濡れ衣を着せられ部署異動。その先でまた理不尽なパワハラにあい、逃げるように退職をしました。
精神的ダメージを受けたまま、個人事業主として仕事を始めるも軌道に乗らず。再就職のため、就活と並行しながら不規則な生活を続けるうちに妄想が出始めます。

妄想により振り回されたはじまりの数カ月 

まず初めにでたのは被愛妄想。好きな芸能人が会いに来てくれる。結婚してくれる。というものでした。就職活動をしていたので希望の企業から内定を貰うも結婚するかもしれないからと内定を蹴ってしまいました。
両親と話をするうちに自分の妄想だったことに気づき絶望。
抑うつ感が出て1日中、ソファから動けない状態になり、食事も取れない状態に。
固形物を口に入れると吐いてしまうので一時期は30kg台まで体重が落ちました。
なんとか、心療内科を受診するも先生からは「妄想だと気づいたなら問題ない。病気ではない。」と言われました。
その結果、妄想は続き、両親や周りの知り合いは私の好きな芸能人と連絡をかわりにとっているという妄想に取り憑かれます。
しかし、体調が回復をしたため、就職活動を再開。運が良かったのか悪かったのか夢だった仕事に就きます。

妄想を残したままの再就職

食事ができるようになり、普通に生活を送れるようになったものの妄想を残し、再就職をしました。
普通に生活を送れているので周囲は妄想に取り憑かれていることにまったく気づきませんでした。
しかし、ある日を境に幻聴が聞こえるようになり妄想がより一層激しくなってきました。
仕事をしていても車を運転していても誰かと会話をしている。
仕事先の人、両親、周りの友達は私の好きな芸能人と連絡を取っていて私にサプライズを仕掛けようとしている。
家や仕事先、車の中は常に監視と盗聴をされている。
同僚はスパイとして私のことを守りながら、その芸能人に情報提供をしている。
そんなある日、とんでもない妄想により暴走が始まり、恐怖の1週間が始まります。

今回はこのくらいで、続きはまた書こうと思います。
ここまで破茶滅茶な内容を読んでくださった方ありがとうございます。
少しづつ綴っていくので、また読んでくれたら嬉しいです。


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