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映画鑑賞「白い鳥」

2024年2月2回目の100ハブ・・・

ーインクルーシブ・コミュニティ研究会×100年ハブ合同研究会ー
映画鑑賞「白い鳥」(アルプスピクチャーズ代表取締役 三好大輔様)

インクルーシブ・コミュニティ研究会とは足立区さんが中心となり、「こどもたちにどうコミュニティーの中に入ってもらうか?」を中心課題にインクルーシブ・コミュニティの在り方を考える研究会です。
これまで研究者の方々をお招きし、発表とディスカッションを重ねてまいりました。

2月2回目の100ハブは、そのインクルーシブ・コミュニティ研究会と合同で、財団でもかつて発表いただいたこともある㈱アルプスピクチャーズ代表取締役の三好大輔さんに、発表をお願いしました。

三好さんは、映画監督として地域の映像を掘り起こしながら、住民を巻き込んだ地域映画の制作をされています。子供から高齢者まで、さまざまな世代をつなぐメソッドを地域映画づくりを通して実践されています。それ自体もインクルーシブ・コミュニティを考える上で非常に興味深いアプローチですが、今回は「盲目の美術鑑賞家白鳥健二さん」のドキュメンタリー映画を上映して、「目の見えない人が、どうしてアートを鑑賞するの?」「ハンディキャップって何だろう?」「インクルーシブって何だろう?」などディスカッションを展開しました。
白鳥さんは、盲目でありながら日本全国の美術館を訪れてアートを楽しむ、今や美術鑑賞の世界の有名人です。白鳥さんとの対話を通じて、いわゆる健常者がいかに「見ていなかったか」がわかります。また彼らが「その対話を通じていかに変わっていくか」が分かります。そして「隔てのないコミュニケーションって何だろう。」ということに自然と思いをがいたるのではないかと思いました。
鑑賞後は、皆さまと広く議論をしました。


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