仕事納め
西武新宿線武蔵関から徒歩7分。100BOOKCAFEというブックカフェのオーナーわたなべです。
早いもので今年ももう終わりですね。仕事納めされたでしょうか?自分はお店の営業は12月29日が年内最後の営業になりまして、そこが仕事納めと言えなくは無いですが、じゃあ30日、31日何もしないのかというとお店の改装をする予定なので仕事納めはあって無いようなものです。
2020年は中々大変な年だったと思います。人によっては生活がガラッと変わったり、人間関係も変わったり、価値観も変わったり。あらゆる変化があったように思います。
そんな2020年ですが、自分は割と楽しかったです。売上的には厳しい状況ですが「自由に使える場がある」これが思った以上に色々な可能性を感じました。お店をまともに稼働させたのは今年の9月からで、試行錯誤しながら何が出来るのかなーってやってましたが、少しずつ分かって来ました。結論「何でも出来る」
お店に絵を描いて貰う事も出来ましたし、オンラインで配信する事も出来るでしょう。定期的にイベントをやって顔馴染みを作ってコミュニティも作れる。コミュニティが出来たら自分の仕事を手伝ってくれる人も現れるかもしれない。そうなったらさらに出来る事が増える。
コロナで物理的な接触が難しくなって、仕事はリモート。そういう会社も少し増えたでしょう。でも、人と一切接触せずに生きていくのは中々難しい。配信ライブやオンラインショッピング、リモートワーク、リモートデート。6畳一間で全部を完結させようと思えば出来る時代ですが味気ない。
なので2021年は美味しいカレーを作ります。
文章力が無くてすいません。カレーとコロナは関連性無いです。単純にカレー作るのが面白いからカレー作りたいだけです。
自分は以前、クラフトビールの醸造をしていました。ビール醸造に必要な材料は4つあります。酵母、水、麦芽、ホップ。何を以ってビールと呼ぶか。ぶっちゃけその国の法律でビールと呼称して良いかが決まります。この4つの材料だけで作ったお酒しかビールと呼ばない!っていう国もあれば、この他にこういう副原料を入れてもビールって言って良いよっていう国もあります。
まぁ、そんな話しはどうでも良いんですがクラフトビールとカレー。これが実は作り方が似てるんです。自分の感覚だと。
ビールは麦芽をお湯で煮て糖化させて、その後にホップ入れて苦味、香り付けして酵母を入れて醗酵させます。
カレーは玉ねぎを炒めて甘みを出して、スパイスを入れて香り、辛味を付けて、塩で味を整えます。
特に似てるなーと思ったのがホップとスパイス。それぞれ「味」そのものには影響しないんです。あくまで香りや苦味、風味。味はビールだと酵母、カレーだと塩が一番影響力あると思います。
どのホップを使うか、入れるタイミングはいつか、何種類使うかなどなど、ホップの使い方でもビールのキャラクターが変わります。因みにホップの種類は100種類以上あった気がします。もうよく覚えてないですが。
カレーのスパイスも同じ様に入れるタイミングや使うスパイスの種類でキャラクターが色々変わる。これがクラフトビールと凄く似てる。
全く違うのは完成までの時間。ビールは完成まで最低2週間はかかるのに対してカレーは1日もかからず出来る!!
そんな感じで年明けからカレー屋になります。まずはチキンカレー1択のストロングスタイルで。少しずつ種類は増やそうと思います。
今年のまとめ的な事を書こうと思ってたんですけど脱線しましたね。今年の総括は「大変だけど楽しかった」です。いや、あんまり大変だった覚えはないですね。むしろ年明けの確定申告の事を考えると面倒臭いなーって萎えます。
楽しかったの大部分はお客さん含め色んな人と繋がれた事なので、来年も色んな人と繋がりたいもんです。
では良いお年を。
来年も宜しくお願いします。