日記:近畿霊務局 2024/12/02

クリアしたので感想を書く。
ネタバレはある。
苦戦しなければ恐らく4時間くらいでクリアできると思うのでちょっとでも気になる人はやってみて欲しい。


完全にストーリーに全振りしたゲーム。話の展開は終始全く読めず、それでいて馬鹿馬鹿しくもあり熱くもあり、悲しくもあるという訳の分からない展開。
世界観の構築もかなりしっかりされていて、ただのバカゲーというのは惜しすぎる。
作者、何らかの専門学校を出ているかヤバい才能を持ってる気がする。
ムービーシーンの作りが個人製作の域をはみ出ているような…。
ていうか個人製作だよね?

女子中学生が凄い数○んだりする絵面、大丈夫なんだな。こういうのインディーゲームじゃないともう許されないと思う。ていうか未成年飲酒のシーン無かった?ないか。なにも見なかった。

ただ、話の作り上仕方ないとはいえ結構バッドエンド気味だったのが悲しい。テーマから逸脱しているわけではないし、もともとB級ホラー(ホラー?)のテイストなので納得感がないわけでもないが、やっぱりあの子には幸せになって欲しかった…。
完全版商法で良いから、全部を解決しに行くDLCとか無いかな。夢物語みたいだけど。


じゃあストーリー以外のところはどうなんだというと、レビューで言われてる程には悪いと思わなかった。

確かにカメラワークが終わってる時はあるし、潜入ミッションをする時の草による視界の悪さはかなりだけど、単なるTPSの楽しさみたいなのは普通にある。

角待ちショットガン花子軍団に嵌められるのも、慣れればそんなに苦ではない。白石が強すぎるのもある。


作者には何かモデラーとかデザイナーとかプログラマー雇って開発してみて欲しい…と思う一方で、複数人での開発だとどうしても個人の裁量で動かせない部分とか削ぎ落とされる箇所が出てくるから、これで良いのかとも思う。
あとは作者にモデリングをやって貰うか。ハイパーマルチメディアクリエーター過ぎる。

続編とか出したりしないだろうか。
かなりのキャラ死んだりロストしたりはしてるけど、一回きりなのは寂しいな…。

でも、あの終わりだからこそ良いというのもあるんだろう。蛇足になら無い程度に、何なら少し足りないくらいの方が、こうやって色々書けるような気もする。
もっと欲しい、が一番最適というような。

とりあえず菊川の絵とか描きたいな…巫女、全員同じ見た目だから見分けつかないけど。

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