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「貴方は言葉が強いから、」
「貴方は言葉が強いから、言い方に注意しないと友達がいなくなるよ。」
中1の夏、母に突然言われた。私は、「よく人のこと言えるな...」と思うと同時に「いや確かに私の言葉は強すぎるんだろうな」とも思った。勿論これは、母なりの思いやりだと思う。2%くらいは日々の鬱憤からくるものもあったかもしれないが。98%は、私への愛だろう。でもこの愛によって私は、会話をする時に自信がなくなってしまった。
話すことは大好きだが、私が話せば人は離れていく。のか。そう思い、一時期黙るようにしていた。言葉にしたら誰かを傷つけるような気がして嫌になってしまったのだ。
noteでは、つらつらと思っていることを喋ることができる。だって、これ私の独り言だし。
でも現実世界で人と話す時には、浅い話しか出来なくなってしまった。ほんと“ごく僅かな人にはちゃんと話ができる”けど。ほとんどの人には、浅い話しか出来ない。
ちゃんとした話は、「最近こういうことが辛い、こういうことが楽しかった、今後はこうして行きたい、期待することって意味があるのかな?、犬とか猫って人の言葉分からないけれど嫌じゃないのかな?、この本についてどう思う?...」
浅い話は、「最近〇〇ってアイドル有名だよね、そういえば〇〇さんは付き合ったらしいよ、私がこの前気になってた〇〇さんがさー...」
私は、みんなと“ちゃんとした話”がしたい。