ようやっと…夏の反省を… [ご報告や予告等も]
台風の到来に伴って気温が落ち着くか…?と思っていたら、週明けからまた真夏日(最高気温が30℃以上の日)が続くようです…ここ数年は、2,3ヶ月と夏の期間が長い方が普通になって来たように思えます。冬の寒い時期も然り。
その内“季節”の概念そのものが変化し、「春」と「秋」という概念が空想化していく未来が訪れるのでは…などと勝手に妄想しております()
さて、本当は夏の出来事も1つ1つに対して深く反省をしていきたいと思っていたのですが…色々と追われていたら気付けば9月も第2週。
このままでは埒があかないと判断し、わーっと書いて供養するに留めなければ、と考えております(この先を綴り始める前の時点では。)
もの凄く簡単に言うと、今年の夏は今までで一番「吹奏楽に染まった」夏でした。とてつもなく。
… … …
大きく分けると本筋は2つありまして、
○ 3つの学校の吹奏楽コンクール出場に携わったこと
○ 代表を務める【吹奏楽団「笑」】旗揚げ公演を開催したこと
7月末に一発、8月第2週に二発の後、8/20に大きな一発、というスケジュールだったので、本当に息つく暇がなく…8/20の終演後も翌日から夏後半のレッスンが連続し、そのまま学校再開して現在に至る…と、こんなに出番をいただける(設けられる)夏は初めてでした(とても幸せなことです…!)
ということで…それぞれに触れますと、
● 吹奏楽コンクール参戦
7月末、8月中旬頃に計3校、私が関わった学校のコンクール本番がありました。
中には上位大会を勝ち取っており、まだコンクールモードが続いている学校もあればそうでない学校もあり、そもそも目指す位置からそれぞれなので、具体的な校名や地域、結果に関しては言及を避けさせていただきます(私のSNSを辿ってくださっている方にはお分かりかと思いますが…())
関わらせていただいた3校は、有り難いことにどれも「今年初めて」という学校ではなかったため、自分自身の立ち位置を理解して臨むことのできたシーズンだったのですが、改めて「部活の本目的とは?」「生徒に何から伝えていくのが良いか?」など、改めて指導員としての役割や責務は何か、考え直す非常に良い機会に沢山出会えました。
個人的な見解ですが、時代は年を追う毎に変化していき、その結果昨今の指導者という人間は【ただ技術を教える】だけが仕事ではない現場が増えてきていると感じます。“教育現場”の一環としてどういった位置付けにあるべきか、如何に現職の先生方と連携した上で指導員という人間にこそできるアプローチに注力できるか、逆に顧問の先生方の負担などをどう解消していくか…等々、常に朝鮮や実戦を繰り返す日々でした。登校する車や電車の中では、いつも朝からフル回転。笑
生徒たちとも先生方とも色んな形で意見を交わしたりぶつかったりし、結局いつも行き着く先は「会話/コミュニケーションって大切だなぁ」ということ。音楽活動を続ける上でもこの「会話/コミュニケーション」の要素が失われてしまうと、途端に集団全体が活力を失うというか、音楽の本質を見失うというか。如何に大切なことかを実知見することができたのは、自分にとっても大きな経験でした。
中でも1校、特筆したいことがありまして。
3校の中で最も長く携わっている学校が、コロナ明け4年振りにコンクール出場を果たすことができまして。その結果、10年振りの賞受賞という快挙を生徒たちが成し遂げてくれました。
新型コロナウイルスの影響も去ることながら、それ以外にも色んなことがあって「出たくても出れない」3年が続きました。歴代の先輩が夏の時期になると気付いたら部活から姿を消していて…なんとも言えない喪失感。「何かに全力になれるって、羨ましい」と言って、コンクールやイベント本番等に燃える隣の学校を羨んで呟く先輩もいました。指導員としてできることは少ないが…“廃部”という事態には絶対させまいと奮闘した約4年。それが身を結んだ瞬間でした。
舞台袖で演奏を見守っている途中、歌の楽章に入るところでみんなのことが見れなくなりました…この瞬間に立ち会えることがどんなに幸せなことか!分かち合いたい相手が沢山いる幸せを全身で感じることができ、平常心を保つことは不可能なことでした。
もちろん、吹奏楽部の楽しみはコンクールだけではありません。これのみを部活動の本目的とするつもりは毛頭ありませんが、そうした本質を掴む活動を志すためにもまずは「生徒の希望することを叶えられる」のが部活動。その上で、教育活動としての一環である教訓を得ること、音楽から得られる多くの学びを得られる時間にしていくことができるために、方向修正やサポートをしていくのがこれからの私の一番の仕事だと、切に感じます。
少し肩の荷が降りたところで、更に力を入れて来年度に挑む所存です。指導員として私が携わる以上、まだまだ結果にも貪欲になっていきたいところです…!
…まだ今年の大会が残っているんでした!引き続き自分にできる、一番の応援とサポートを続けてまいります。
● はじめの一歩吹奏楽団「笑」第1回演奏会 の開催
以前にもnoteでご紹介させていただきました、【吹奏楽団「笑」】の初お披露目の公演です。これも上記のコンクールシーズンの一番忙しい時期から数日で迎える本番でしたので…とにかく準備に必死でした()
ドタバタな中で計画を実行していく日々でしたが、これは本当に周りの皆様に恵まれなと…そうでなければ演奏会、絶対できていませんでした。
○ 初演曲4曲の自分を除く3名の作曲者の立ち会いリハーサルをする
○ 本番前日・当日以外に打楽器を全て揃えたリハーサル回を作る
○ 集中練習時期に少数精鋭で苦手部分を中心に練習を重ねる練習回を作る
○ 終演後そのままのテンションで乾杯し合える打ち上げを開催する
やりたいことが十二分にできた活動でした。リハーサルは緊張しない日など無かったですが本当に楽しかった…心の底から終わって欲しくないと感じる本番でした。
何より嬉しかったのが、その充足感を覚えていたのが私だけではなかったということ。終演後に帰りたくないと言い出す団員、再会を誓って固く握手を交わす団員も何人も。打ち上げも大いに盛り上がり、二次会も緊急開催。この感覚はコロナ禍に入る前以来だなぁ…と懐かしくもなりながら、唆されながら私自身も最後まで皆さんの輪の中に入ることができたこと、大変光栄に思います。
残念ながら予定があって一緒に打ち上げられなかった方とも…必ずまた音楽の場でご一緒したいなと…誓いを立てました。そうした場の1つをまた私が立てることができますように…!
そして、お客様にもこの興奮がちゃんと伝わっていました。
アンケートにもありがたいお言葉が沢山…「第2回も行きます!」「この先長くこの団が続きますように」「良い休日でした」「私も楽器吹きたくなりました!」一つ一つが今後への活力になります。本当にありがとうございました。改めて、この先の力強く活動を繋げていかなければ!!!
集計の結果、[[128名]]のお客様にご来場いただけたようです。母体なし、結成から約8ヶ月の団体で、初演ばかりのクラシカルなコンサートによくぞそんなに多くのお客様がお越しいただいたなと…!それだけもの好きのお客様が多かったのでしょうか…!?(いえ、身内や応援のご来場も沢山いただきました!(幸))
お客様の中にはコンクールに燃えた各校の教え子たちが参戦してくれて、演奏会後に学校に行くと「あの曲やりたい!」「あの人たちと演奏したい!」などという刺激を受けていて、これもまた嬉しいの連鎖的な反応。
当日は幸せな時間を沢山過ごさせていただき、帰宅してから思い切り泣きました。今夏、2回も音楽に泣かされました。苦しむも音楽ですが、そこから救ってくれるのも結局音楽でした。一生辞められない…一生追求していきたいです。
… … …
…といった出来事を経てきまして、心や経験則は何倍もレベルアップしているつもりなのですが、如何せん疲れを取る時間がその後設けられていません…汗
やっぱり温泉&サウナかな…!それ以外にも何か良い疲れを取る方法がありましたら、ぜひ教えてください(唐突)
ひと段落ついているわけではありませんが、無理矢理「夏」とまとめて反省を書き殴った以上、次に向けての目標立てが必要になりますので、その辺も宣言込みで書き並べてみようと思います。
● これからの私的予告&宣伝 [これだけでもぜひご注目ください!笑]
① 【吹奏楽団「笑」】団員、引き続き大募集中です!!!!!
まずはなんといっても。第1回演奏会を経て、改めて次の演奏会に向けて火が点いた楽団としては、新たな音楽仲間を沢山獲得したいという気持ちがとても強いです。いつでも私か楽団アドレス( wakkuwaku777@gmail.com )までご連絡ください。いつでもお待ちしております!
…実は、演奏会の翌週の団内の反省会で、募集要項について変更がありました。要項を改めて制作中ですが、簡単に言うと“緩く”なります。その分更に色んな境遇の方と出会い、もっとみんなで作り上げていく過程を楽しみたい、全力になりたいと言う思いからです。ぜひ今後をお楽しみに!
直近ですと、来年2月11日(日)、コンサート開催決定。今入団すれば、選曲の段階から携わることができます。(…さらっとSNS初出し情報!?)
② 「笑」第1回演奏会の興奮を、ぜひ皆様にも!!!!!
終演後から時間が経ってしまいましたが、遅かろうとこの準備だけは抜かりなく、中途半端にならず行いたい。ということで、第1回演奏会の当日の模様を、録音&録画しております!直に公開の刻を迎えることができる運びです。(というこれも初出し情報。)
とはいえ、様々な両立をしている中ですので…申し訳ありませんが気長にお待ちください。素敵な動画にして公開できることを画策中でございます!文面のみでは伝わり切らない様子がより多くの皆様に…伝わり切らないような気がする…本当の迫力は生でお立ち会いいただいた方にのみ共感いただけるものの感じておりますが…その断片を少しでも感じていただけることでしょう!
公開の際はSNS等でお知らせいたします。ぜひ楽しみにお待ちください。そして、ご覧いただき興味を持っていただいた方はぜひ、「笑」への入団をご検討くださいませ!(①と②のスパイラル構造となっております。笑)
③ わっくウインドオーケストラ、第3回に向けて動き出します!!!!!
今年3月に巷で話題になった(私調べ)「わっくウインドオーケストラ第2回演奏会 〜木管アンサンブル公演〜」ですが、こちらもやはり次の公演の機会を待ち望む声がありまして…!(私調べ) ←いや、これはちゃんとあります(大感謝)
現在、開催日程を模索中の段階です。同じ内容の公演はしませんし、吹奏楽団「笑」ともコンセプトが大きく違います。わっくだからこそ企画できる公演を目指して、またまたいそいそと構築させていただきます。木管の次は…やはり金管!?どうでしょうか。私も曲を書かなければ…!
④ 年度末まで長門、作編曲も頑張ります!!!!!
本当にありがたいお話で、年度末までに複数の作編曲でのご依頼をいただいております。吹奏楽編成、数名のアンサンブル、ソロ+ピアノ曲と、編成も状況も大変様々なお話をいただいております(これも初出し情報だったり)。
本当は具体的にご案内させていただき、引くに引けない状態を作って自分の意欲に繋げたいくらいなのですが…先方のこともあり、随時SNS等でお知らせさせていただく形になるかと存じます。どの作品も多くの方にお聴きいただきたい作品にできるよう精進いたしますので、よろしければご注目いただけますと幸いです。
また、公募やコンクールに向けた制作もいくつかしたいと考えております。昨年度は1つしかそういった作編曲には着手できず…フリーランス初年度で仕方ない部分もありましたが悔しい思いをしましたので、今年こそは。それにしてもその書いた1作品、悪い曲ではないと思うんだがなぁ…!↓
…などと、自然(…?)な流れで入れ込み。
色んな方からご意見伺いたいです。コメントなど、ぜひお待ちしております。笑
という4点でした!🙇♂️
どれだけ大きな初出し情報を盛り込めているだろう…()
それにしても、何十時間、何百時間と注いでようやく完成した各校のコンクールの演奏も、あれだけ大興奮した8/20の自分達の演奏も、終わって冷静になってみれば反省点や次に活かしたいポイントなどが山盛りなのです。不思議なもので…探究心は留まるところを知りません。
「完璧」な状態など、一生辿り着くことはないのだろうなと感じます。これは本当に幸せなことです!
私ももっともっと勉強も挑戦もしたい…!🔥
今後とも変わらないご指導ご鞭撻の程、何卒よろしくお願いいたします!
…よし、動画作りの続きをしよう。