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2019年の僕の『思考のトレンド』まとめ
年間振り返りのコンテンツの時期がやってきましたね。
僕、思考のログを残すためにiCloudメモに「思考のトレンド」というメモを作ってピン留めしています。
こんなかんじ↓
自分がどういうものを大切にしているのか説明するコストが下がったり、自分の思考の成長が見れたりするのでとてもおすすめです。
今回のnoteでは、2019年の思考をメモを見ながら振り返ろうというものになってます。
2019年の、と言いましたが、2018年は振り返ってないので、一緒に振り替えっていきたいと思います。つけ始めたのが2018年の夏なので、そこからですね。
なお、メモの運用上は、上に上に追加していってます。
なぜなら追加するほうが運用コストが低いから。メモが長くなるにつれてスクロールが大変になるので、日付をいれて上に追加していくのがおすすめです。
なんですが、いまはnoteなので普通に古い順に紹介していきます。
ちょっとお見せできない思考もあるので適宜スキップします。
てことで本編です!↓↓
なぜか8000文字近くある!なげえな!
2018年 下半期の思考のトレンド
1つ目が一番長い↓
2018/08/31
- 人が年一回以上会えて友人関係を保てる人はMAX100人(持論)
- 人が常に仲良く接する人は5人
- ギブアンドテイクの観点で最大のギブ、贈り物は「信頼」
- 信頼を送るには、自分から歩み寄ること。先に自己開示すること
- 「そやは俺を私を信頼してくれているから、こんな風に自分のことを話してくれるんだ」
- 「彼は人を好きになるのが好きだ。故に皆は彼のことが好きだ」
- 好意を打ち明けるのがもっともよい
- セルフディスクロージャーが有効
- 悩みなどを打ち明ける
- 「私はあなたのことを信頼しているからこのことを話すのだ」というシグナリング
- お金と健康に関する心配事
- 自分がイライラしてしまうこと
- 人生で幸福になれること、楽しいこと
- 自分が改善したいこと(体型、性格など)
- 自分の夢や目標、野望など
- 自分の性生活にかんすること
- 自分の弱点やマイナス面
- 自分が怒ってしまう出来事について
- 自分の趣味や興味
- 恥ずかしかった体験、罪悪感を覚えた体験
自責思考で周りの5人を幸せにすることに常にベストを尽くすこと。そしてその5人が厳選された5人であること。
このときは人間の幸福と人間関係についてがトレンドだったっぽいですね。
どういう人付き合いをするかというのを考えていたみたいです。
2018/08/31
プロは意識が作る。妥協可能な瞬間に妥協しないこと。LIPPS大島さん。
これは渋谷のLIPPSというヘアサロンのカリスマ店長大島さんの言葉で良かったので採用しました。勤務時間が2倍で、カットのスピードも2倍なので4倍のアウトプットが出せるという鬼店長です。
すごくいいお店です。
2018/09/11
おもろいところで話を切り上げて、また会いたいとおもわせる。
2018/09/12
認知不協和の解消。
「私はこの人に優しくしてあげた。ということは私はこの人のことが好きなんだ」
「この人は私に自分のことを赤裸々に話してくれた。ということは私のことを信頼してくれているんだ」
など。
これを生かして先にぶっちゃけることで信頼を築ける。
このへんはHowToのメモですね。メンタリストDaiGoの動画でも見たかな
2018/10/10
習熟度に、学習にかけた時間は全然関係ない。
かけた時間の影響度は
ゲームは26%
スポーツは18%
知的専門分野は1%
残りの部分で数倍〜数十倍の効率の違いが生まれる。1年でできることは、一週間で習得できないかと考える。
学習に関する思考。これは今も意識してますね。時間を掛けずにうまくなることは絶対にできる前提で考える。
学習とか全然関係ない哲学系の本に書いてあった気がします。
2018/11/15
具体と抽象でいうと、トッププレーヤーになるには、抽象的な思考を獲得する必要がある。頭の中にゴールへの多次元ベクトルがあって、何が起きたらベクトルが最大化されるかで判断している。スプラトゥーンの前線の意識や、ハースストーンのヴォイドロードでたら絶対勝てない、将棋のAI(状況がよくなるベクトルを最大化させる一手を打つ)。
PMとしてのベクトルの最大化とは?
これは一般に直感とよんでいるものであり、大脳基底核の活動によるもの。
完全なボトムアップのコーチングじゃなくてある程度上からやる方が得意かも。本来のコーチングは、問いによって実はすでにクライアントの中にある解に気づかせるというもの。僕の得意なコーチングは、情報をもらって、クライアントの中にある解に先に気づき、もしそうならこうすべきではないか?というところまで考えて提示する。
学習についての思考その2ですね。まだあんまり整理されてない思考。
そうでない領域もありますが、大体の学習は直感を磨くというのが実はゴールになるという話です。
コーチングの方は、コーチングは本人に気づかせるのが目的なのかなと思ってて、僕はそうじゃなくて話聞いて代わりに答えを出してあげるほうがバリュー出るかもとおもったという思考です。
2018/11/27
情報量で勝っている人は人を導ける
情報をたくさん持っていると、持ってない人に納得してものを買ってもらいやすい
未来について考えている人は殆どいないので、その人の将来像について相手より考えて提案すると、相手を導きやすい
情報量多いことは地の利、という思考です。
何も知らずにものを買いに行くと、言われたとおりに買うことになる。
2018/11/27
具体を1万件つむと、抽象思考が鍛えられて直感で判断できるようになるという仮説。
これも学習に関する思考。2019年にまとめがうまれるので一旦スルー。
2018/11/28
所有から利用に移っていっている(サブスクの流れ)が、利用の先の感情(誇り、体験、エモ、自尊心、満足、充実、充足、悲しみ、怒りとか負の感情も逆にエモいかも)を買ってる
そうしたとき、周りの人々を良い感情にするという能力僕めちゃくちゃ高いし、そうできるというエフィカシーもめちゃ高いやん!僕めちゃ価値ある~!!かっちゃんもめちゃ価値ある~~!
欲求が「所有」から「その先の感情」に移っていくとすると、良い感情を花てる人間、超価値あるよね!
2018/12/15
問いが大事。何を得るかは問いで決まる。
良いコミュニケーションの形の一つは、気づきのあるコミュニケーション。
カウンセリングもそうだし、単に仲良くなるということもそう。
ストレスを周りに与えるように振舞っている人は、本人もストレスを感じていることが多いのでは。感情は伝播する。
そのストレスをぼくに伝えるのをやめてくれ、と頼むのではなく、本人がストレスを感じないということが根本かも。
最後のは、当時一緒に働いてた人がストレスを周りに放つタイプの人だったので悩んでたんですが、こう考えると優しくなれるな、ということでした。
2019年 上半期の思考のトレンド
さあ2019年に突入しました!このへんで転職もしてます!
2019/01/06
徳を積む
徳とは、ギブである
仁義も共同体も文化レベルもギブである
脳は良い感情にむかうので、未来を良い感情を伴って想像できると、脳はそっちに向かう
ギブアンドテイクについて考えていたときですね。
当時、「文化レベルが高い人は、文化レベルが低い人の尻拭いをさせられる」ということを考えていて、他の人が放置したゴミ捨てるのとかなんで僕ばっかりやってんだろう...搾取されてる...みたいな気持ちになってたんですが、そこに「徳」という概念が現れることで、「徳を積んでる自分偉い!僕すごいギバー(ギブする人のこと)じゃん!好き!」と自己満足のために人にいろんなことをしてあげられるようになったよということです。
2019/01/09
困難により組織を強くするカオスマネジメント
ずっと付き合っていきたい彼女とやるの良さそう
適切な困難にぶつかる方法を考える
退屈な空間に遠出する、砂漠横断とかする、わざと許せないことに触れて喧嘩する、など
これはNetflixもやってるカオスモンキーからヒントを得た思考ですね。
知らない人のために説明すると、カオスモンキーはサーバーに障害をおこすプログラムです。自分たちで普段から障害を起こしまくりながら運営してたら、ほんとに障害が起こっても対応できる強いサービスになるよね、という発想。
これを人間関係や組織でできないかなぁという思考でした。
なお彼女とは、障害を解決できない状態になり最終的に別れました。どんまい。
2019/01/19
使命に至るロジック
1. 人は(良い)感情をえるために生きてる。(わかる)
2. (良い)感情を最も得る時に、最も成功した、人生の目的を叶えていると言える。また、得やすい方向に向かうことこそ幸福への道である。(わかる)
3. 最も得やすい道の一つは、長期で世界に貢献するということ、つまり使命である。(部分的にわかる)
神に至るロジック
1. 人が最も幸福だと感じる瞬間は使命の真っ当だとする
2. どうしてそんな機能を人につけたのか?
3. それを設計した神と、神の意図があるはず
4. 神の意図に沿う行動とは何か?それこそ使命にすべきことである
友達が急に使命に目覚めたので、話を聞いてメモしました。わかったようなわからんような感じでした。
このへんから使命感をもっている人になりたいなという思考がトレンドになります。
2019/03/30
最近よく思い出すのが、江頭2:50の「最後に見た江頭が、手抜きの江頭だったら申し訳ないだろ!」
コミュニーケーションはいつも全力出そうということ
そうなんです。あんまりできてない。がんばります。
2019/04/29
栞と結婚することに一切なんの迷いもない
当時の彼女です。迷ってなかったけど別れました。今見ると恥ずかしいですが当時はそう思ってましたね。至らぬ人生です。
2019/05/29
ほとんどの本に書いてあることは同じであり、わからないくらいの本を読み解く読書の価値はとても高い。
無意識に今の自分を応援して肯定してくれる内容を探している。
仲良くなるためのペア読書、新規領域のペア読書には価値が高いが、知っている領域の場合は価値が低い
ちょっと理解できないくらいの本を読むのも大事だという思考です。
2019/06/26
毎日1の努力を毎日続ければ一年で365になる。わかる。すごい。そうなりたい。
しかしそれはできん。むいてねえ。
やると決めたことに短期、3週間フォーカスして結果をだす。その方がええわ。
このころは、スタートアップを創業して5年とかやっていくのは絶対向いてない自分に向き合ってる時期です。
かつまだ自分の適性が整理できてない頃ですね。人生通して僕はこの領域で勝手に努力し続けるだろうし成果も出すだろうなということに今は出会えているので、そればっかり365日やることもできると思ってます。
2019/06/27
「何のためにやってるんだっけ、、、目的とは、、、」は「最近つまんないな」の言い換えな気がする。
それで目的とは?ミッションとは?を整理するより、心が楽しいとおもう方向に向かった方が良さそう。
ベンチャーあるある。当時の会社がそうだったわけではなく、過去のことを思い出しながらの思考ですね。
2019年 下半期の思考のトレンド
2019/07/12
3つくらい並行してやる
熱量高いうちに仕組み化、めんどそうなことは外注しちゃうようにする
やりたいこと全部やってみるか期。
秘書的な人をリモートで採用して雑務をお願いし始めた時期です。あんまうまくいかんかったけど。
2019/07/25
コミュニケーションには2パターンあり、自分がやればOKなやつと、臨機応変な対応が必要なもの。
前者はあいさつ、人前に出る(プレゼン)、動画でおもろい(YouTuber)、ボケる、とかなので、練習すればできる。
後者は、ツッコミなどが該当し、より頭の瞬発力が必要。たとえツッコミとか。ただそれにもパターンはあるので 習得はできるが 前者よりは難易度が高い。
社内に、どんなものにもツッコミをいれてくれて心理的安全性をたかめてくれるひとがいるんですが、難しいことやってるよなという思考。
2019/07/30
どの問題をとくか、問題設定が超大事
問題設定の際に、事実(数字付き)と解釈は分ける。
問題解決におけるメモ。正しい問いを正しく解く。
2019/07/30
脱水症状だと、7%イライラする
寝起きのイライラ、頭痛が脱水から来てることが多い
メンタリストDaiGo氏が言ってて超納得した一言。
2019/08/02
閾値を超えるセールスじゃなければ爆売れはしない
閾値を超えるものを作れるようにならないとマーケターとして1人前ではない
閾値超越を感じて再現する
閾値は競合のレベルによっても作られる。競合が強いとラインは高い
セールスライティングがこの辺からトレンドです。
閾値を超越したものだけがものを売ることができる。これは閾値をこえているという直感力がマーケティング力の実態の1つだと思います。
2019/08/02
多くのユーザーが強く求めているが、そんなものは存在しなくて、まやかしの代替品しかないところがホットスポットな気がする
運動も食事制限も必要ないダイエットを人々は求めているが、そんなものはない→代替品としてダイエットサプリを買う→効果がないので別の商品を探す→ループ
・本当は一般人だが、お姫様みたいに扱ってくれるホテル
・本当は架空の存在だが、楽しいことしかないディズニーランド
・本当は近づけないが、イケメン・美女と仮想の恋愛ができるアイドル
皆夢を買っている
「そんなものは存在しないが、それっぽいもの」を売るビジネス、世の中の大部分を占める説あります。
それっぽいものをうるというか、そうであるかのような夢を売る商売、すごい。
ライザップとかも、あの方法でやせるとほぼ確実にリバウンドするんで、本当は短期間で痩せる方法なんてないんだけど、一瞬は痩せるので夢を見られるものを売っているというのが実態なのかなと思いました。
すぐこわれるけど一番安い商品とかもそうですよね。いいものを安く買えたという夢を売っている。
2019/10/26
ギバーVSギバーで気持ちいい関係だと思っていたが、実際には相手は「ギブ力も高いし頻度高くギブするが、マッチャー」で、僕が返さないのですごくテイクされる、と感じさせてしまっていた。
マッチャーとは、あげたものともらうもののバランスを取ろうとする人のことです。
強いギブ力のある、自認はギバーのマッチャーに困惑。マッチャーだとわかってたらもっと意識的に僕からギブしたり、受け取り拒否してバランス調整もできたのに、もっと早く気付けたら良かったなと思いました。
2019/11/04
文章を書く、ということはずっとやっているし成果も出ているので強みとして起点にしたい。一方でフォーマットとしてはテキストより動画が強く、ただ書くだけではスケールしづらいので生かし方を工夫する。WEB広告のセールスライティング、動画台本を書く、一本で売れるSEO記事、売れ続けるベストセラーを書く、構成だけ書いて文章化は委託、など。
インターネット的にマイルドな文章を書くようになってしまったが、高校のころのように好き放題書くのもやりたいな。
2019年、文章に強みを見出したそやです。文章への向上は楽しいし、文章力のベースあるし、一生できるなとおもった。言われなくてもブログとか書いちゃうし。人並み以上には才能あると思う。
このスキルは正直、幼い頃の読書量がささえているので、あの鬱屈とした少年時代も無駄ではなかったと思える。
2019/11/04
強みにフォーカスするのは大事。「(諸事情により伏せ字)」までフォーカスしてようやく安定して結果が出せそうな手応えがある。手がつきにくいことは、ダダをこねてでも拒否して辞めた方がいいかも。
強みへのフォーカスとは、他のことを全部やめさせてもらうということだったのか...。モチベも強みもないところは他の得意な人にやってもらう。
この分業こそ組織で仕事をする意味だなと思った。全部自分でやるのまじでやめたほうがいいなと思いました。
あと、社長業はむいてないと思う一方で、企業は社長以外へのリターンが著しく低いという点のジレンマに悩んでます。
人生にとってお金より人のほうが大事なのはわかるんですが、会社員として得られるリターンで納得するのは難しいですよね。
2019/12/04
些細なことに「理論」をつけると、ナレッジとして認識できるようになり、より発展したり議論しやすかったりする。
人間は名前のついているものを認識しやすいし、名前があると思考しやすいので、とりあえず「理論」をつけて固有名詞化しようという思考です。友達が言ってました。
たとえば僕が朝早起きできる方法を「そや早起き理論」と名付けると、やってみよっかなって気持ちになりやすいし、僕の方も深めようという思考になりやすいしいいよね!ってことです。
2019/12/05
学ぶということは大脳基底核が活発になるということで観測でき、そのトレーニングの方法の一つは詰将棋的な具体を積むことである
↓
「素人でも訓練によりプロ棋士と同じ直観的思考回路を持てる-直観的思考は継続的な練習の積み重ねで養われる-」
具体を積む一つの方法は、既存のよいと証明されているものの鑑賞スピードを極限まで落として分析すること。
そのための良い方法の1つはノートをつけながら分析することである。
良さの指標となる「抽象的な概念」は、具体1つからの学習量を最大化する効果があるが、単体ではさして能力の発展に寄与しない。
2018年に何度も登場した、学習に関する思考のまとめです。
本で抽象的な部分を学んでも、結局能力はほとんど向上しません。たとえばデザイン理論だけわかってもデザインはできない。
なぜなら、良いものを直感的に判断する能力が育ってないからです。
自分が今作っているものが良くないものだ、こう調整したらもっと良くなりそう、というのは最終的には直感であり、直感を磨くためには具体をこなしまくるというのが大事だよ、ということでした。
終わりに
ということでした。
2018年2019年の思考の振り返り。
まあ思い出したときにしかメモしてないのでホントはもっといろいろ考えているんですが、だいたいこんなかんじの1年でした。
今年は、自分の適性、やりたいこと、フォーカスとかそのあたりについて考えることが多かった気がします。
iPhoneとmac使ってるとiCloudメモでまとめるのが結局最強なんすよね。
おすすめなのでぜひやってみてください。コツは上に追加していくことですよ。
そやでした!