【気になる商品】アキレス、子ども用靴ブランド「瞬足」に抗ウイルス機能
「瞬足 JC-951」(黒)
素材・靴などを製造するアキレスは子ども用スポーツ靴ブランド「瞬足」に靴底に抗ウイルス加工を施した新モデル「瞬足 JC-951」を追加し、6月中旬に発売する。靴底の抗ウイルス対策として、「瞬足 JC-951」は特殊な薬剤を靴底の素材PCV(塩化ビニール)に練りこんで成形しているため、効果が持続するのが特長。抗ウイルス性試験では、付着した代表的なウイルスが24時間後に99%以上削減することを確認したという。
新型コロナウイルス感染対策としてマスクの着用やうがい、アルコール消毒が定着している。しかし、靴底に付着したウイルスの対策については進んでおらず、靴を玄関で脱いだり、履いたりするすることでウイルスが室内に拡散していく恐れがぬぐい切れていない。同社はこうしたリスクを低減するため、靴底に抗ウイルス加工を施したシューズを開発し、投入する必要があると判断した。「瞬足 JC-951」の価格は4290円(税込)で、サイズは15.0~19.0㎝(ハーフサイズなし)。カラーは黒、ピンク、ブルー、赤の4種類を用意した。
「瞬足 JC-951」(ピンク)
「瞬足」は2003年に誕生した同社の子ども用シューズの主力製品。“運動会で力を発揮できるシューズ”として子どもたちのハートを掴んでいる。足の成長に合わせたラスト(足型)設計、履き心地、足への負担軽減といった足育(そくいく)思想に基づいて作りこんでいる。